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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

おっぱいに絵を描いてバイバイ。一緒の入浴も避けた。大泣きもしたけれど、乗り越えたらグンと成長したみたい。

J.Bさん Aちゃん (体験談当時の年齢:1歳8ヵ月頃 女 第2子 神奈川県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜中も30分おきにおっぱいをほしがり、日中も、つまらないときや眠いとき、機嫌の悪いときは精神安定剤のようにほしがり、くわえていました。おっぱいも、マッサージに通っていたので出がよく、子どもは、食事よりもおっぱいをほしがっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

卒乳1週間前から「あと少しでおっぱいバイバイだよ」と言い、最後のときはちゃんと言い聞かせ、いらなくなるまでたっぷりあげました。子どもの幸せな顔と自分の幸せな気持ちはこれで最後だと思うと、泣けてしかたがなかったです。その後、油性フェルトペンでおっぱいに子どもの好きなキャラクターを書き、バイバイだということを印象づけ、一緒の入浴も避けました。3日間は夜中も大泣き。でも、絶対にあげず、そのまま卒乳できました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

3日間は、昼夜、とにかく泣いて、私のおっぱいもガチガチになり、本当につらかったです。でも、マッサージを受け、本当につらかったのは1週間。その後は、うそのように夜も寝るようになり、私も楽になりました。寝かしつける必要もないくらいに、寝かせるのが簡単になりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

おっぱいの時間って本当に幸せ。泣いておっぱいをほしがる子どもと、ガチガチに張るおっぱい。何でこんなことしなくちゃいけないのか、と思ったけど、卒乳できたら、子どももグンと大きくなったようで、また別の幸せを見つけられたと思いました。楽チンになりますよ。一度決めたら、何とかやり遂げてほしいです。つらい思いをさせて途中であげちゃうと、またつらい思いをさせることになると思うから。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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