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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

乳首に大好きなキャラクターのばんそうこう。はがすのがもったいないと我慢するうちに、欲しがらなくなりました。

I.Yさん Sちゃん (体験談当時の年齢:1歳6ヵ月頃〜1歳7ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1歳半くらいまで、朝晩と寝る前に母乳を飲んでいました。昼間飲まないのは保育園に通っているためで、土日は昼間も飲んでいました。私は卒乳はいつでも良いと思っていたのですが、食事が進まないのと母親への依存心が強いのは母乳のせいではないかという周囲の意見から、卒乳することにしました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

一ヵ月くらい前から、「○○(大好きなキャラクター)が来たらおっぱい止めようね。」と子どもに話していました。子どもはよくわからないなりにもうんうんうなずいていました。そして、一ヵ月後の卒乳の日、乳首にそのキャラクターのばんそうこうを貼って「○○が来たよ!!」と言ってみました。すると、子どもは大喜び。そのキャラクターがいるからおっぱいは飲めないけど、はがすのはもったいないらしく、その日はばんそうこう付きの乳首を触りながら寝てしまいました。その後はときどき胸を見に来ますが、それはそのキャラクターを探しているようで、「いないわ〜」と言っています。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

その後はおっぱいのことはケロッと忘れてしまったようで、私の方がちょっと寂しく思っています。でも、おっぱいとの別れがつらいものにならなかったことは良かったです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

赤ちゃんは生まれたときからずっと飲んでいる大好きなおっぱいと別れるのは大変だと思いますが、いつかは卒業するもの。母親もちょっと寂しいですが、辛くない別れができると良いですね...。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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