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卒乳への道のり

卒乳(1歳までに卒業)

昼間から、夜へ。段階を追ってタイミングを見ながら、おしゃぶりも利用して卒乳しました。

M.Mさん Mくん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜に何度も何度も目を覚まし、おっぱいを飲んでいた息子。夜にぐっすり寝ないのが、その頃の私の最大の悩みでした。おっぱいをやめたらよく寝るようになると聞き、これしかないと卒乳しようと思いました。そのころには、離乳食もたくさん食べていたので、迷いはありませんでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、昼間のおっぱいの回数を減らすことから始めました。お昼寝の時も飲ませて寝かしつけていたので、泣いている息子を抱っこして何とか寝つかせようとしました。でもなかなか寝ないし、おっぱいは張るし、泣き声に負けて飲ませてしまったこともあります。1週間かけて、昼間のおっぱいを完全にやめました。わたしのおっぱいは、張って張って仕方なくなる時に、少し搾って圧を抜く程度にしておきました。次に、夜の卒乳です。難航することを察して、実家に帰って取り組むことにしました。多い時には、10回くらい起きて飲んでいたおっぱいを、いっぺんにやめてしまうことは出来ずに、3日くらいかけて、完全にやめました。ぎゃーと起きて泣く息子を抱いて、夜中を過ごすのは、つらく、母親であるこっちの方が泣きたい気分でした。息子の気を紛らわそうと、おしゃぶりを与えてみたら、最初は「おっぱいが出ない」と気に入らないようでしたが、そのうちあきらめたのか、おしゃぶりで寝てくれるようになりました。そして、1週間ほどでうそのようにおっぱいを忘れました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

夜に何度も起きていた息子は、おっぱいをやめてからも、回数こそは減ったものの、やはり何回かは起きてしまいます。3歳になる今現在もです。だけど、卒乳をしたことで母親の私自身がずいぶん楽になりました。子どもが、おっぱいに固執する前に卒乳して良かったと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

うちの場合は、離乳食をもりもり食べていたこともあり、1歳前に卒乳しましたが、その子その子によって、それぞれのタイミングがあると思います。結果論になりますが、うちはその頃で良かったと思っています。悩んでしまう卒乳ですが、段階を追って取り組めば必ず成功すると思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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