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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

ママのお腹の上にうつ伏せに寝かせたら、おっぱいがなくても安心して眠れるようになりました。

K.Kさん Sくん (体験談当時の年齢:1歳3ヵ月頃〜1歳4ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

おっぱいが大好きで、寝る時は必ずおっぱいをくわえたまま寝ていました。寝たかな?と思っておっぱいを離すとぱっと目を覚ますほど、おっぱいに執着心がありました。この子はいつになったらおっぱいを離してくれるんだろうと、とても心配でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

このまま自然に乳離れするまで根気よくがんばろうと誓ったある日、夜中に一度も起きないで朝までぐっすり寝ていたことがありました。それが週に二回くらいになってきて「乳離れさせるなら今だ!」と思い、いくら泣いてもおっぱいを与えずに、ずーっと抱っこで寝かしつけるようにしました。あまりひどく泣く時は中断したりしながら、少しずつ慣れさせていきました。ストロー付きのペットボトルに白湯か麦茶を用意しておいて、口寂しそうな時に飲ませたりして気を紛らわせることもしてみました。とにかく、おっぱいがなくてもママはそばにいるんだということを伝えました。ママのおなかの上にうつぶせに乗せてそのままねんねをさせることもありました。これがけっこう安心できるらしく、夜中に目がさめてもぱっとおなかの上に乗せてママの心臓の音を聞かせてあげるとすぐに寝てしまうようになりました。ママも寝たまま抱っこの状態なので、眠い夜中などは楽チンでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

それからは眠くなるとおっぱいを欲しがるのではなく、「ママのぽんぽんでねんね」になりました。やはり、おっぱいが欲しいのではなく、ママとの安心できる時間が欲しいのでしょうね。おっぱいを卒業すると、外出もぐっと楽になりますし、夜もぐっすり眠るようになりました。そして、ママの気持ちもとても楽になりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

当時はいつになったらおっぱいを卒業してくれるのだろうと不安で不安で仕方がありませんでした。もうおっぱいをくわえられることさえイヤになったこともありました。が、時がくればちゃんと乗り越えていけるものです。一時のことなので、がんばってください。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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