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卒乳への道のり

私が卒乳を考えたタイミングきっかけ、教えます

次の子の妊娠がわかり、すぐに卒乳を実行しました。

W.Mさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳11ヵ月頃〜0歳11ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

まだ11ヵ月で昼間や寝かしつけるときに母乳をあげている時期に次の子の妊娠が分かり、「このまま授乳を続けているとお腹の子が流産する危険があるので直ちに卒乳して下さい」と医者から言われました。まだおっぱいに頼った生活だったので、すぐやめられるかとても不安でした。助産師さんからは、「子どもによく言い聞かせて、3日泣かせ続ければ必ずやめられる!」とアドバイスを受けましたが、本当にやめられるのか気がかりでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

「今日からお腹に赤ちゃんがいるからおっぱいあげられないの」と子どもに言い聞かせた後、どんなにおっぱいを求めても決してあげませんでした。子どもは転げ回って30分近く泣き続け欲しがりましたが、断固としてあげませんでした。一緒にお風呂に入るときは当分の間、おっぱいを見せない方がいいと思ったので、湿布剤を貼ってペンで顔をかいておきました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

意外にも泣き続けたのは1日だけで、次の日からはもう飲めないのだと子どもながら納得したようで、欲しがってきませんでした。一日中泣かせ続けたときは、私自身も鬼の母になったようでとってもつらかったのですが、そうした強い態度が、子どもにきっぱりやめさせるきっかけになったようです。2番目の子が生まれて授乳時にはちょっぴりうらやましかったのか、「私も飲んでみる」と言ってきたので、あげるとにっこりして飲んでみたりしていました。でも普段は全くおっぱいを欲しがることはありません。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私の場合とにかく2番目の子の為に、なにが何でも即卒乳をしなければならなかったので、多少子どもが泣き続けても、情に流されそうになっても強い意志で卒乳に臨むことができ、スムーズに子どもも実行できたのだと思います。卒乳せざるをえない、又はもう絶対卒乳しようと思って実行するときは、どんなことがあっても、「もうあげない!」という強い意志を持って行うことだと思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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