カテゴリ

卒乳への道のり

卒乳か断乳か、私はこう考えました

1歳前におっぱいを思い切って断乳。夜泣きも卒業しました。

T.Fさん Tくん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜1歳1ヵ月頃 男 第1子 宮崎県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

おっぱいがないと眠れず、いつも飲みながら眠っていました。夜中何度も起きては欲しがります。6ヵ月頃から夜泣きも始まって・・・最初はおっぱいが足りていないのかも?と思いミルクをあげましたが、哺乳瓶のゴムを嫌がって飲みませんでした。夜泣きは毎晩のようになり、大変でした。周りの人に聞くと夜泣きは必ず通る道だと言われ、我慢するしかありませんでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

1歳前に思いきって断乳を試みました。(夜泣きが止まらないので)眠る前に、ストローでミルクを与え、お腹を一杯にして眠りました。すると徐々に夜泣きの回数も減り、おっぱいを欲しがる回数が減りました。どうしても欲しがる時は哺乳瓶にお茶を入れてあげると満足していたようです。昼間はおっぱいという言葉は禁句でした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

2歳11ヵ月の今、おっぱいも欲しがらなくなり、夜泣きも止まって夜はぐっすりです。しかし最近、二人目を妊娠してからおっぱいを触りたがるようになりました。出産後おっぱいを欲しがるのではないかと少し心配です。友達のところでは欲しがった時、吸わせてみたら、吸い方がわからずそれで諦めてくれたそうです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳は親の思い切りだと思います。おっぱいを吸わせる楽しみもありますが、それをズルズル続けていき時期を逃してしまうと大変です。私は夜泣きに耐えられなくて断乳を考えましたが、何かきっかけを作って思いきって断乳してみるのもよいと思います。卒乳しても子どもは甘えてくれますヨ!今は手をにぎって眠っています。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

体験談内検索