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卒乳への道のり

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

激しく泣いてもあげない母親の強い意志。おっぱいを忘れさせるため、お風呂もブラジャーをつけて。

T.Tさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳3ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

育児雑誌などを読むと、1歳3ヵ月までに断乳している人が多かったのと、夏になって暑くなってきたので、1歳3ヵ月のときに断乳をしようと決めていました。本当は卒乳がいいのかなぁとも思っていたのですが、夜中に2〜3回授乳のために起こされるのが大変で朝まで続けて寝て欲しかったからです。断乳すると朝まで寝てくれると人に聞いたので。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

おっぱいは昼寝の前と夜寝る前、夜中だけになっていたので、まず、昼寝の前のおっぱいをやめることから始めました。昼寝は比較的寝つきが良かったので、かなり激しく泣いたとき以外は、抱っこで寝かしつけるように試みると、苦労することもなく、1週間くらいでとれました。それから、お風呂に入るときもブラジャーを着けて入り、絶対見せないようにして、激しく泣いてもあげないようにすると、(2度ほど、根負けしてあげましたが)4日でとれました。それでも、1ヵ月くらいはブラジャーをしてお風呂に入っていました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

それからは、おっぱいに執着することもなく、すんなり断乳できました。できれば卒乳をさせたいという気持ちもありましたが、かまれて痛かったりすることなどもあったので、これでよかったと思います。意外とスムーズにすすんだので、時期的にもよかったのかなと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

母親側の理由で、断乳したい場合もあると思います。大泣きをされるとついおっぱいをあげてしまいますが、母親側の強い意志がないとなかなか進まないと思います。どうしても駄目だと思ったら、次の時期を待つという考えでいいと思います。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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