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卒乳への道のり

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

2年も授乳できた充実感で納得して決意。カレンダーに印をつけて1ヵ月前からシール作戦。

K.Yさん Sちゃん (体験談当時の年齢:1歳11ヵ月頃〜2歳1ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

正直かなり焦ってました。周りからは「まだ飲ませているのか!!」とかなり言われていて、そろそろ2人目も欲しかったので卒乳をしなければいけないという思いと、でもまだせっかく母乳が出るのだから飲ませてあげたいという思いが葛藤して、卒乳を決意するまでの2、3ヵ月はかなりつらかったです。母乳の出もかなりよかったので卒乳のとき、相当痛そう・・・と怖くて踏みきれなかった気持ちもありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく子どもに「おっぱいバイバイするよ」と説明して納得させようとしました。もう2歳近かったので、親の言ったことを大分理解してるだろうし、辛い卒乳より親子で納得してすっきり卒乳したい気持ちが強かったからです。卒乳の1ヵ月前からカレンダーを見せて一日ずつシールを貼らせました。そして、卒乳の日にマークをつけて「この日おっぱいないないね。もう大きくなったからおっぱいじゃなくてごはんたくさん食べようね」と言い聞かせました。結局1歳11ヵ月での卒乳は子どもの高熱のため半日で失敗に終わりました。その後、授乳回数が減ってきたので良い機会だと思い、2歳1ヵ月で再チャレンジ。今度はうまくいきました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

卒乳後もうすぐ2ヵ月経ちますが、まだ子どもはおっぱいを忘れてはいないらしく、さすがに吸いはしませんが、触ったり顔をうずめたりして「おっぱい〜、おっぱい〜!」と言って来ます。私のほうも張ったりしてつらいこともありますが、2年も授乳できたという充実感がすごくあり、子どもも自分も1歩成長できたような気がしています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳は子どもも親もとてもつらいものです。でも一緒に乗り越えることでママは親としての自信がつくし、子どもは我慢するということを覚えるとおっぱいマッサージの先生に教えていただきました。卒乳される理由はさまざまだと思いますが、例え授乳期間が短くても長くても「おっぱいをあげられてよかった」と思えるようなしめくくりの卒乳を頑張ってください。

これから卒乳・断乳を考えていくおうちのかたへ

たけなが かずこ 先生

よく「1歳になったら卒乳を」と言われていますが、これは栄養的な面で1歳になったら大人と同じように3回食で栄養を採ることが大切ということなので、離乳食が順調に進んでいれば、たとえ1歳を過ぎておっぱいやミルクを飲んでいても無理やりやめさせる必要はありません。おっぱいは母親と子どもの関係を確認する大切な絆と考えていらっしゃるかたも多いと思います。親子のつながりを確認するという情緒的な意味合いとしては、1歳を過ぎてからもおっぱいを飲んでいても大丈夫です。

ただ注意したいのは、栄養をおっぱいに依存してはいけないということ。「栄養的な面と情緒的な面は別」と考えて、栄養は発育に合ったものをしっかりとりつつ、卒乳の時期については、お子さんのペースやお母さんの気持ちが納得できるタイミングにしていくことが成功の一番のポイントだと思います。

卒乳(1歳過ぎ〜1歳6ヵ月のとき卒業)

卒乳(1歳6ヵ月以上のときに卒業)

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