辛い手術経験によって指しゃぶりができない状況に。でもそれがやめるいい機会になりました。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

寝る時の指しゃぶりがやめられませんでした。指にたこが出来てしまいましたし、しゃぶる指の爪がいつも柔らかい状態でした。出っ歯の事も気になり、心配でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

しゃぶる指にばんそうこうを貼る、これはすぐに自分ではずしてしまいました。眠るまでしゃぶる方の手を私とつなぐ、これは寝返りが出来ないなどの欠点があり、そのまま寝付くのは難しかったです。3歳2ヵ月の時、中耳炎が悪化してチューブを入れる手術を受けました。術後、点滴がはずれないようにと利き腕ではない方の左手を包帯でグルグル巻きにされました。しゃぶる指は左手の親指と決まっていたのですが、その指も包帯の中。病院のベッドで「これじゃ眠れない」と騒ぎましたが、そのうち疲れてそのまま眠る事ができました。その時の体験が「しなくても眠れる」という自信に繋がったようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

手術当日の夜の体験後、すぐ完全になくなった訳ではなく、どうしてもしてしまう時もありましたが、「あの時は大丈夫だったよね」と繰り返し声かけをしました。「そういえばそうだったよね」とやれば出来るという気持ちになり頑張れたようです。手術経験自体は辛いものでしたが、指しゃぶりの件に関しては良いきっかけになったと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私は必死でやめさせようとしました。でも欧米ではおしゃぶりを早くとるために日本のようにやっきにはならないそうですし、口が塞がれている事で鼻呼吸が促される利点があるとも聞いた事があります。それを知った今では、むりにやめさせなくても特別には問題はなかったのではないかと考えるようになっています。娘のようにきっかけさえあれば急にやめられる事もあるので、あせらず気長に見守ってあげて欲しいと思います。