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子どもの癖

爪かみをやめない子、こんな働きかけをしてみました

あまり注意せず、体を動かす遊びに誘いました。入園して家以外の世界が広がると、次第になくなりました。

K.Kさん Rくん (体験談当時の年齢:2歳0ヵ月頃〜4歳7ヵ月頃 男 第1子 京都府)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

下の子を2歳違いで出産してから、少し赤ちゃん返りをしましたが、爪かみも始まりました。義母が「爪!!」と注意しているのを聞くと、なぜか私が叱られているようにかわいそうに思えたので、私は見ないふりをしていましたが、幼稚園に入る直前からは私も注意しはじめました。保健センターの人に「我慢と甘えたいのと、自分なりに気持ちを晴らそうとしている」と言われました。下の子が小さな間は、ずっと上の子の爪を切ったことがありませんでした。兄としての我慢と甘えられないストレスがくせに出たのだと思いました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

1日1〜2回注意するだけで、あまりうるさく言わないようにしました。私が言うのは1〜2回でも、主人から言われ、義母にも言われて、本人もすごくストレスがたまるのではと思ったからです。爪かみをするのはボーッとしているときが多いので、外遊びをさせたり、教室へ行ったりと体を動かすことをさせたりしました。何をしても子どもは楽しんで遊んだけれど、家に帰るとまた同じでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

幼稚園に入園して、4月はまだ爪かみをしていましたが、5月くらいになると2年半ほど爪を切ったことがなかったのに初めて爪を切ることができました。子どもにとって、家だけの世界ではなく、ほかのところで自分のいる場所を見つけたようです。ストレスがなくなって心も落ち着いたのではないかと親の目から見てもそう思います。保健センターの人の「よかったですね」のひと言がすごくうれしく、私までほめられているように思いました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが楽しんで何かに集中できるときや場所を見つけてあげれば、爪かみも忘れていくのだと思います。お兄ちゃんだからというストレスから解放されるときに爪かみもなくなっていくと思います。幼稚園では「お兄ちゃん」と言われないですしね。

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