安心感をまず与え、子どもの理解を待ちました。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

どこに行くにも私にくっついてきて、外出するときも「いっしょに行く」と主張し、行けないと分かると悲しげな顔で訴えかけていました。私は、ちゃんと帰ってくるのだから分かってくれてもいいのになあ、と思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

一緒にいられる時は、積極的に抱きしめたりスキンシップをとりました。また家事などで手を離さなければならない時には「時計の針がココにくるまでね」と約束していました。外出する時は、どんな用事でどこに行き何時に帰ってくる、ということと、どうしても行かなければならないのだ、ということを説明してから出かけるようにしました。母親が自分の見えないところになぜ行ってしまうのか、理解できず不安だったのが、少しは理解できるようになり、待つことが多少はできるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今では、私がいないことがあってもちゃんと戻ってくるという安心感があるのか、始終くっついている、ということはなくなりました。甘えたいときは思いっきり甘えてきますが、待つことはきちんとできるようになりました。自分の世界もしっかりできてきたのかもしれません。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

くっついていないと不安で仕方のない子はいるんだと思います。きっと幼いなりにいろいろ想像して不安を感じているのでしょうね。まず「あなたを大好きよ」という安心感を言葉や身体を使って与えてあげてください。離れられるようになるまで時間はかかるかもしれませんが、必ずそういう時期はきますよ。