入園後気がかり
お友だちに乱暴されてしまう子、こんなふうに働きかけました
やり返せない娘だったけれど・・・。子どもの気持ちになって考えてあげて。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
もともと泣きながら園に行っていた娘でしたが、2週間ぐらいしたある日、泣きながら「友達が押してくる、たたくからイヤ!!」と言い出しました。先生に聞いたところ、その友達は最近弟ができたばかりで、自分のストレスを娘にぶつけているようだとのことで、押したりたたいたりというのも本当でした。娘は園でいつも「ママー!!」と泣いていたので、その友達は余計におもしろくなくて娘にあたっていたようです。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
はじめは私もあまり深く考えずに「やられたらやり返せばいい!!」と、それくらいのわんぱくさがあってもいいという考えから言っていました。その友達の今の状況をちゃんと娘に話したうえでのことです。しかし、娘は一度もやり返すことはしませんでした。やられたら泣き、先生にすがり、ひたすらガマンしていたようです。娘は小さいながら、自分のように相手がやられたら、相手は痛いしイヤな思いをするということをよく分かっていたようです。そのためやり返せなかったみたいでした。そんな娘の気持ちを知り、「あなたは間違ってないよ。友達に押されたら、そんなことしたらダメなんだよって言えばいいよ!」と教えました。娘はちゃんと理解し、手は出さずに口で注意するようになりました。その頃は毎日のように園での様子の話を聞きながら、次第に娘が強くなっていく姿を見ていました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今は年長になり、その友達ともなかよしになっています。毎日「ママー!」と泣いていた娘でしたが、今ではクラスで一番口うるさいほどの番長みたいになっています。男の子にいじわるされると、みんなが娘にすがってくるほどです。小さい体でも娘は本当に自分の力でがんばり、今一番楽しい園生活を送っていると思います。親としてではなく、子どもの気持ちになって考えることがとても大切だと実感しました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
子どもが困っている姿を見たら、親なら誰でも自分がひとこと言って、何とかしてあげたいと思うことでしょう。しかしながら、小さい子どもたちにも子どもたちの世界があり、親が口を出してはいけない境界線があると思うのです。親は口を出すかわりに、どんなに小さいことでもいいから、子どもに自信を持たせてあげられるようサポートしてあげてください。自信が持てるようになった子どもは、きっと自分の力で、自分の居場所を作ることができるようになると思います。- 園に行きたがらない子、こんなふうに働きかけました
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