入園後気がかり
お友だちに乱暴されてしまう子、こんなふうに働きかけました
場合によっては、大人がそっと手を差し伸べることも必要と考え、思い切って周囲の協力を得ることで上手に解決できました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
うちの子が親友として仲良くしていた子がいたのですが、その子にうちの子以外に新しいお友だちができ、その子たちから叩かれたり馬乗りにされたりしていると他のお母さんから聞かされビックリ。園での様子はあまり話したがらないので深く聞けず、他の子に聞いてみると本当のことでした。本人に聞くと「痛いのは我慢できるから大丈夫」との返事。相手の子は遊び半分でやっているようで、2人がかりで楽しんでいる様子。先生も気がついていないようで、親としては歯がゆくていても立ってもいられませんでした。でも、その親友と遊びたくて我慢する毎日でした。その子に近づくと余計やられるようで困りました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
親友のお母さんも気づいていて、自分の子が暴力を振るっているのは嫌と言ってくれ、子どもにも注意してくれました。しかし、命令している子のお母さんは知らず、どうしようか迷いましたが、自分たちだけ知っているのもフェアではないと思い、その子のお母さんにもありのままを伝えました。その子のお母さんもビックリしていましたが、子どもに本当の気持ちを聞いて、暴力については注意してくれました。当然担任の先生にも事実を伝え、本人にも嫌なことには「イヤ」と言うよう諭しました。「イヤ」とは言えなかったようですが、いろいろな人の協力で少しずつ3人で遊べるようになりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
本人はその子を嫌いになるどころかまったく気にしていない様子。その子も2人に飽きたのか他の友だちと遊ぶようになり、また元通り2人で仲良く遊んでいます。時々3人で遊んでいるようですが、前のような痛い遊びはないようです。お互いの家に行くこともあります。お母さん同士も後腐れなく接しています。あのときは伝えることをためらったりしましたが、やはり伝えて良かったと思います。自分が正反対の立場だったら、絶対に教えて欲しいと思います。自分の子どものことはしっかり把握しておきたいと思うからです。人としてのルールはまだまだ親が導いてやらなくてはと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
生きていくうえで一番必要とされるのは、やはり人間関係でしょう。人はひとりでは寂しいです。子どもも、小さいながらも社会を持ち、ひとりひとり手探りで頑張っています。しかし、まだ未熟ゆえに不器用でときにはうまくいきません。そんなときは大人がそっとアドバイスしたり、手を差し伸べてあげるのも大事だと思います。子どものことに親が出てもいいのです。誠意は通じると思いますよ!- 園に行きたがらない子、こんなふうに働きかけました
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