帰りのバスをやめてお迎えに行き、ゆっくり話しながら帰るようにしたことでだんだんと行けるようになりました。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

幼稚園に入園してから1週間後、1日保育になってから登園することを嫌がりました。毎朝制服を着せようとすると泣きわめき、引きずるようにバスに乗せていました。嫌がるのであれば休ませることも考えましたが、帰りのバスでは泣いていないので、心を鬼にして朝を戦っていました。いつまで続くのだろうと思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

朝、制服を着せるときに「ちゃんと泣かずに行けたらお菓子買いに行こうね」となだめてもダメで、何を言ってもしばらくは泣かれました。でも、帰りのバスをやめてお迎えに行くことにして、帰りゆっくりと2人で話しながら帰るようにしたら、そのことがうれしかったようで、朝少しずつではありますが泣かずに行ってくれるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

入園するまで母と離れることなどなかったので、不安いっぱいで泣くのは仕方がないと思います。年中になってからは同じバスの年少さんが泣いていれば「大丈夫だよ！」などと勇気づけてあげられるまでに成長しました。当時はおばあちゃんもバス乗り場に来てくれて、バスに乗るまで子どもと遊んで、少しでもと気を紛らわせてくれました。私1人ではどうすることもできないことでも、近所に住んでいる祖母の助けで何とか乗り越えることができ、感謝しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

「行きたくない！」と泣くのも長く続くものではありません。うちの場合は幼稚園の先生が気にしてくれ、楽しい遊びなどを一緒にやってくれたことがうれしかったようで、何かのきっかけで子どもは幼稚園は楽しいところだと思ったようです。子どもも初めてのところで不安なのです。親もどうして良いか泣きたい気持ちだと思いますが、子どもを信じて長い目で見守ってください。子どもは成長しているのです。