「ペンギンのアップリケ」と「お花プレゼント」作戦を試しました。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

入園式は立派に参加し、楽しい園生活が始まると期待していたのに、翌朝から「幼稚園なんか絶対行かない！」と泣き叫び、園に着いても門をくぐろうとはしなくなりました。他の園児たちが明るく手をふって門を入っていく横で、泣き叫ぶ娘を必死になだめているうちに、何だか他の人たちが娘や私を見下しているような、とてもみじめな気持ちになっていきました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

スモックや体操服に娘の大好きなペンギンのアップリケをつけ、「明日は幼稚園の中を見てまわろうね」など、ペンギンが娘に話しかけているかのように、ペンギンにしゃべらせました。するとスモックを着たがらなかった娘が、スモックを着るようにはなりました。ほんの少しは、園に行くのをいやがらなくなったかもしれません。娘とともに花や実などを取り、「今日最初に会った先生に渡そうね」と言って持っていきました。その結果、その日初めて会う先生が誰になるかちょっとわくわくしたようで、ちょっとだけですが、笑顔を見せて門をくぐりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

現在4歳4ヵ月。以前よりはましになったという程度で、現在も登園をいやがり続けています。さすがに、今のこの時期まで泣いている子はほとんどいなくて、泣いている娘を連れて歩いていると、かなり、落ち込みます。でも、ちょっと健康面で気になったときがあり、とにかく元気でいてくれるんだからまあいいかと、少々開き直ってきたところもあります。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私もまだまだ悩み続けていますが、いっしょにがんばりましょう。この時期、どんなに泣いていても、どんなに登園をいやがっても、今、この年齢のこの子は一度きり。それなら登園のとき以外は笑って過ごせるよう、親子ともども小さなことでも楽しんでいきたいなと思います。