入園後気がかり
お友だちに乱暴してしまう子、こんなふうに働きかけました
先生に相談にのってもらいながらも「この子は今成長中なのだ」と見守りました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
入園してから、すぐにお友だちに手を出して泣かせてしまったり、クラスのお友だちと一緒に何かすることができなかったり、自分勝手なことが多い子でした。「どうして、みんなと同じことができないの?」と悩んでいましたが、保育参観に行ってもうちの子だけが目立ってしまい、とてもショックでした。担任の先生に、いろいろと相談したりしていました。このようなやり方を取り入れました
お友だちをたたいたら、相手が痛い思いをしていることを根気よく諭す一方、先生には、お友だちの輪の中に入れるよう援助をしていただきました。家では、みんなと一緒に行動できないことを責めたりしないで、なるべく外に出て、同い年ぐらいの子どもがいる所で遊ばせました。「人間、十人十色。まだ、集団生活は始まったばかりだし、子育てを焦れば子どもも焦るからのんびりやろう。大丈夫、きっと次の年は、変わって成長するさ」という主人の言葉に勇気づけられました。また、幼稚園の先生が相談にのってくださったことも心強かったです。こうした支えにより、私自身が「落ち着きがないのは不安」と思わず、「今、この子は成長中なのだから、ほかの子どもと違っても当たり前」というように思いを切り替え、ゆとりを持って接するよう、心がけるようにしました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
年中になり、昨年、入園したときの悩みがうそのようで、お友だちに手を出すこともなくなりました。1年たつとこんなに落ち着くものかと感心しています。「育児」は「育自」だということや、答えをすぐに求めてはいけないということ、ゆっくり、優しく子どもを見守ることの意味を、息子が教えてくれました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
たくさんの人に相談して、「大丈夫!」という答えが返ってきても悩みは解決できず、ほかの人からは、無駄な悩みと言われそうなことで悩み続けたりしました。でも、そうした中で、子どもに合った見守り方を探せるはずです。親子で成長できる喜びがきっとありますよ。- 園に行きたがらない子、こんなふうに働きかけました
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