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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

夜泣き、気長に待つしかないと考えました。

K.Aさん Tくん (体験談当時の年齢:0歳5ヵ月頃〜2歳2ヵ月頃 男 第1子 愛知県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

5ヵ月頃から夜泣きというものが始まって、3時間おきに泣いていました。生まれた時からずっと母乳で3時間おきにあげていたのでその間隔で起きてしまうんだと思っていましたが、1回泣くとすぐには寝ないので、私も起きて抱っこしていました。1歳半を過ぎてもその状態が続き、泣き方も異常だねと義母に言われるくらい過激なものでした。パパも仕事にさしつかえると言い別の部屋で寝るほどでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

すぐ抱くのではなくしばらく泣かせたままにしたりしましたが、その泣く勢いは止まらず余計にひどくなるばかりでした。私も寝不足で大声でどなったりしてイライラしていました。できるだけ子どもの気持ちになって考えようと思い、いら立つ気持ちを押さえ安らぎを与えるように気をつかいました。ソファーに座ったまま寝てしまったこともありました。小さい頃は抱っこしながら歩き回ったり、と動いていないとイヤみたいでパパと交代しながらがんばっていました。大きくなってからはもう親も慣れてきたのもあるので、少し泣かせっぱなしにして疲れた頃に抱くようにしました。夜泣きばかりはどうしようもないので、大きくなって治るのを待つしかないと気長にがんばりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

2歳2ヵ月の今も、たまに夜泣きはあり、たとえば昼間友達と遊んだ時とか、泣かずにがまんした時に泣いていますが、少し抱っこして添い寝するとすぐ寝てくれます。だいぶ落ち着いてきました。寝る時も自分からネンネと言ってふとん部屋にいってゴロンとしています。朝まで起きずに寝てくれるので、気長に待ったかいがありました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

夜泣きは、解決方法なんてないのでは? 小さい頃から朝までぐっすりという子のことも多々聞きますが、必ず自分と同じ立場の人はたくさんいるので、自分の子の性格を受け入れ、必ず楽になる時がくると信じてがんばってほしいです。子どもは日々成長しているので、時には厳しさも必要ですが、安らぎを与えて安心して寝てほしいです。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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