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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

気持ちをゆっくり持つよう心がけ、仕事から帰ったら、家事は手を抜き、抱きしめてあげるようにしました。

A.Kさん Nちゃん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜2歳0ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

ようやく一晩ゆっくり眠れるようになった頃、私が仕事に復帰した後あたりから夜泣きが始まりました。ちょうど仕事に復帰した直後で疲労も重なり、子どもの状態は心配だし、自分は睡眠不足で疲労困憊。熟睡して夜中に起きることもない夫に八つ当たりする毎日でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく自分のいらいらが子どもに伝わっているのではないか、ということが一番気がかりだったので、気持ちをゆっくりもつよう心がけました。また、子どもにとっても母親と離れた生活をはじめてストレスがたまっていたのが原因と思われたので、この際家事はとことん手抜きをさせてもらい、帰宅後子どもをできるかぎりだっこして、抱きしめてあげることを心がけました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今では朝まで熟睡しているようです。ただ最近子どもが親の言うことを聞かない時に「雷様につれていかれちゃうよ!!」と脅していたところ、夜中に何度も起きて泣かれてしまい、ああ、やっぱり怖いものを印象付けてはいけないんだなあと、また実感してしまいました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

夜泣きは本当に親にとってもつらいものです。できる限り家族(とくに夫)の協力を得て乗り切ってください。ただ、やはりいつかは必ず直るものですから、そんなに深刻に考えない方が良いようです。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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