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生活リズム

寝ぐずりをしたり、寝つきが悪い子、こんなふうに働きかけました

就寝&起床の生活リズムを整えるところから始めてみました。

Y.Tさん Sくん (体験談当時の年齢:1歳2ヵ月頃〜1歳7ヵ月頃 男 第1子 愛媛県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜の寝つきが悪くて親が寝るまで一緒に起きているために、その分朝の目覚めも遅く10時頃まで寝ている状態でした。これでは用事があって出かけたくてもなかなか思うようにいかず、やっと食事や身支度を終えるともうお昼!なんてことになって外出が本当にめんどうに思えていました。そしてお昼寝タイムは夕方になり夜なかなか寝つけない、という生活リズムになっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

お昼寝の時間が夕方になると夜眠くなるまでに時間がかかるし、子どものためにももっと早く起床できるリズムを作りたいと思いました。丁度その頃に1週間ほど実家で過ごすことになり、昼間思いっきり外で遊んだ分、夜はすぐに眠くなって9時には布団に入る習慣がつきました。そして、朝はお腹がすくのか、7時頃にはパチッと目覚めるようになりました。子どもが寝たい時に寝かしてやるのがいいと思いますが、私の場合はだいたいのお昼寝タイムを決めておいて、遅くても4時以降にはならない様にしました。外出するのは午前中から午後2時頃までにして、子どもがゆっくりと家でお昼寝ができるようにしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

実家で過ごした1週間を機に、すっかり生活リズムが決まりつつあります。朝は家族みんな一斉に起きて少々ドタバタもしますが、忙しいのは食事を終えるまでなので頑張って一気に家事を済ませるようにしています。子どもも遊ぶ時間がぐ〜んと増えて昼ごはんもよく食べるし、午後は決まってお昼寝するし、私も体を休める時間がもてるのは嬉しいです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

お昼寝をあまりしない子どももいると思いますが、眠い時にぐっすり寝られる環境にしてあげるのも1つの手だと思います。たっぷり遊べる時間を作るためには朝の目覚めもそれなりに早くしてあげるとなおいいと思いますよ。遊び疲れて寝ている子どもの寝顔ってたまらなく愛しいですよね。「寝る子は育つ」ですよ。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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