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生活リズム

寝ぐずりをしたり、寝つきが悪い子、こんなふうに働きかけました

寝る前に絵本の読み聞かせをしてスキンシップをとることで、生活のリズムがつきました。

A.Kさん Nちゃん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜2歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

とにかく、夜寝ない。保育園に通わせているので、通勤の都合上朝早く(7時頃)起床しなくてはならないのですが、夜遅い分、朝起きられず、さらに機嫌も悪く通勤に支障がでることもしばしば。とにかく朝、夜共に戦争でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

夜、帰宅後はできる限り早くしたくを終えて、早く寝る為に夕食のメニューも時間のかからないものにしました。さらに本を読むのが好きなので、夜1、2冊の好きな絵本を選ばせ寝室でゆっくり読み聞かせ、「これ読んだら寝ようね」と言い聞かせました。とにかくスキンシップが足りないと寝る時間になってもじゃれついてなかなか寝てくれなかったのですが、時にはだっこしながらゆっくり絵本を読むことでひとつ生活のリズムがついたようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

就寝前の絵本は今でも続いています。もう習慣に近いかもしれません。走るようになり運動量が増えてだいぶ寝付きも良くなりましたが、親子のスキンシップの一つとして今後も続けて行きたいと思っています。子どもも夕食を食べながら「今日はこの絵本にする〜」などとリクエストしてくれます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

働くおかあさんにとって寝付きの悪さは、本当につらいですよね。夜やらなくてはならないことがいっぱいありますから。ただ、寝ないことでイライラすると、どうもそのイライラを子どもは敏感に感じとってしまい、かえってダダをこねられたりしますので、おかあさんが気持ちをゆっくりもつことが大事かもしれませんね。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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