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生活リズム

寝ぐずりをしたり、寝つきが悪い子、こんなふうに働きかけました

寝かしつけの時間を自分の読書の時間にあてて、のんびりと寝てくれるのを待ちました。

F.Mさん Iくん (体験談当時の年齢:1歳1ヵ月頃〜1歳6ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜、子どもがなかなか寝てくれず、イライラ。 早く寝付くようにと、部屋を薄暗くし、子どもの隣で寝たふりをするも、2時間寝ないということもざら・・・。こちらが一所懸命なのに、夫は居間でのんきにテレビを観ていると思うと、怒りが更に湧いてきて、それを寝てくれない子どもへと向けてしまうこともしばしば。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

何が辛かったと言えば、何をするでもなく、子どもの隣りでただじっと静かに待っていなければならなかったことです。部屋を薄暗くすることをやめ、子どもの傍らで自分の好きな読書をするようになってからは、2、3時間寝てくれなくとも許せる心の余裕がでてきました。幸い、うちの子は部屋を明るくしたからといって、寝付くまでの時間に大差ないことも知りました。当時は、こんな当たり前の事が思い浮かばなかったのだから、不思議です。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

私がイライラする事が少なくなった事に正比例して、子どもの寝つきも日を追う毎に良くなってきました。焦る気持ちが子どもへと知らず知らずのうちに伝染していたのかもしれません。大人だって寝付けない日もあるのだから、子どもだっていつも早々と寝てくれるとは限らない、と今になって思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもの睡眠に関して言えば、月齢が上がるごとに楽になってきている気がします。子どもが寝た後にあれしよう・・・などと考えていると、それができなかった時にはどうしてもストレスに感じてしまうので、「今」しようではなく、もっと長い目で「少し余裕ができた時に」と考えるようにしました。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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