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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

漢方薬を試しました。「卒乳したら起きなくなった」ということを聞き、一大決心して卒乳することに。

O.Tさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳5ヵ月頃〜1歳3ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

生後5ヵ月ぐらいから、夜中何度も起きて泣くという夜泣きが始まり、ひどい時は2時間の間に7回くらい(寝たと思ってもまたすぐ起きて泣く)泣くことがありました。その都度おっぱいを欲しがりあげていました。おっぱいをあげないと寝ずに起きてしまうのです。一体いつまでこんな状況が続くのか、どうして寝つづけることが出来ないのか、卒乳することは出来るのかと不安ばかりが頭にありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

小児科に相談し、漢方薬を処方してもらいました。ほとんど効果はなかったのですが、それでも少し気は楽になりました。また夜ぐっすり眠れるよう、出来るだけ昼間疲れさせるようにがんばりました。でも歩くようになってからも大きな変化はありませんでした。「卒乳したら起きなくなった」というアドバイスを聞き、一大決心で卒乳することにしました。あまりの泣きに2日間は挫折してしまいましたが、それ以降4日くらい泣き続けましたが、徐々に泣くこともなくなり、あんなに何度も起きていたのがうそのようにぱったり起きなくなりました(1、2度起きることはあってもおっぱいなしですぐ寝てくれます)。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

少し甘えん坊になったような気はしますが、夜ぐっすり眠れるようになったからか、機嫌が悪いことがあまりなくなったように思います。それに何より、私自身の子どもに対する気持ちがまったく違うと思います。気持ちに余裕が持てるし、体を休めてぐっすり眠れるようになったおかげで、夜の自分の時間も出来、ストレスもかなり減りました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

育児の中で夜中の睡眠を奪われることが長く続くほどつらいことはないと思います。「いつかは終わると信じ今は頑張るしかない」などとまわりの人は言いますが、当人にとってはそんな風に割り切れるものでもありません。子どもにとっても、起きて泣く原因はさまざまだと思いますが、もしそろそろ卒乳と考えている時期であれば、まずは卒乳してみることをお勧めします。また小児科で処方してくれる漢方も、効果に個人差はあるようですが効く子どもには効くようなので相談をすることをお勧めします。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

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