カテゴリ

生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

卒乳を決断し、家族全員で取り組みました。夜泣きをしたら、一度完全に起こすことも効果的でした。

W.Kさん Sくん (体験談当時の年齢:0歳7ヵ月頃〜1歳2ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

うちの子の夜泣きはとっても長くて、私はストレスが溜まって本当に神経が衰弱しきっていました。母乳1本での育児でしたので、どうしても夜中に何度も目が覚めるらしく、その度に起こされました。ひどい時は1時間おきということもあり、寝た気がしませんでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

かなり、育児相談にも頼りましたが、やはり一番効果的なのは、卒乳でした。母乳を飲んでいる子だと甘え、口さみしさなどがあるので、思い切って卒乳に取り組んでみたことろ、卒乳完了までの5日間はまるで家族全員戦争状態でしたが、すんでみると、夜中に1回起きるかどうかという風になりました。「もうおっぱいはないんだ」ということがやはり子どもにもわかるんですね。もう1つ試みたことが、夜泣きをしたら完全に起こしてしまう、ということです。寝てるのか起きてるのかわからない中途半端な状況だからいつまでも泣いてるのだと思い、完全に起こしてみることにしました。たとえばおなかがすいてるのであればパンなどをあげたり、好きなビデオを見せてあげたり・・。そうすれば案外すぐに機嫌よくなっていました。1時間くらい付き合ってあげて、「じゃあパパも寝てるから○○チャンも寝ようか」と優しく言ってあげると素直に寝てくれました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

やはり、卒乳が一番の効果的な方法だと思います。今では、一緒に手をつないでいるだけで寝てます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

卒乳中はとにかく大変ですが、その後のラクさを想像しながらがんばってください。いずれはだれもが通る道ですから。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

体験談内検索