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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

夜少しでもぐっすり眠れる様に工夫したこと。

H.Mさん Tくん (体験談当時の年齢:0歳7ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 男 第2子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

毎日眠っても2〜3時間で起きてしまい、私(母)だけでなく、上の子や父親までも家族全員が、毎日寝不足になり、私も自分自身のストレス以外に、家族にも気を遣うことに疲れ切ってしまいました。子どもにとっても毎日の寝不足は、成長に影響を与えるのでは、ととても心配しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、どんな状況で起きるのか把握する為、昼寝の時様子を観察しました。すると布団などの重みで左右の寝返りが出来ず起きてしまう事がわかりました。そこで布団のかわりに大きめのバスタオルで両脇から下と足元の手前までを覆い、室温はエアコンと加湿器で調節しました。すると起きる回数が減りました。1つの布団に母と一緒に寝ると、寝入りはすんなりいっても、寝返りなどで母の体にぶつかると、また起きてしまいました。そこで寝かしつけたらすぐに隣の別の布団で子どもの方に横向きになって寝るようにしました。そうする事で少しでも母子両方がぐっすり寝る時間を得る事ができました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

子どもも2才と10ヵ月。大人用の布団に一人で大の字になって左右・上下と動きながら、ぐっすり眠っています。今は、服を1枚多めに着て、布団などはいっさい体に掛けないで眠っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子育ての中の寝不足は本当につらいです。「あーいつになったら、ゆっくり眠れるの?」といつも思っていました。でも長い子育て期間で、大変なのはほんの一瞬。それに大変な時期こそ子どもが一番かわいらしい時期です。子どもの安心しきったかわいい寝顔を見て、どうかイライラせずに頑張って下さい。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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