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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

寝ぼけているときは目を覚まさせました。成長とともに変わるので、疲れたら家事を手抜きし、乗り切ろう。

M.Kさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳5ヵ月頃〜3歳0ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

1週間のうち3、4日は夜泣きをして、2時間は平気で泣き続けるような状態でした。抱っこしても暴れて、飲み物もいらないと言って投げつけ、とにかく寝ぼけていて、パニックを起こしているような感じでした。やっと寝かしつけても、朝は普通に起きてくるので、親の方は寝不足でフラフラでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく寝ぼけていてパニックを起こしているようだったので、目を覚まさせるために、ビデオに撮った子ども番組を見せていました。しばらくビデオを見ているうちに自然と眠くなるようでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

幼稚園に通うようになってからは(年少から通いました)、眠りも深くなり、夜泣きはまったくなくなりました。時々寝ぼけて起きることもありますが、私がそばにいれば、また安心して寝てしまいます。今思うと、あの頃は眠りが浅かったように思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

成長とともに、睡眠をつかさどるホルモンがきちんと機能してくるそうで、今はじっと我慢の時だと思います。夜泣きをされていても家事に追われて昼間寝られないのがすごく辛かったのですが、疲れて眠い時は思いっきり家事を手抜きして、今を乗り切ってください。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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