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生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

育児雑誌の小学校特集を活用して、小学校生活の具体的な話をしました。

M.Iさん Mちゃん (体験談当時の年齢:5歳2ヵ月頃〜6歳1ヵ月頃 女 第1子 新潟県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

「夜なかなか寝られなくて、その結果、翌朝も早く起きられない」というのが、幼稚園の頃のいつものパターンでした。幼稚園の支度も、時間ギリギリにやっと終わるというような慌しい朝を送っていました。でも小学生になると、幼稚園より1時間も早く出かけなくてはならないので、朝早く起きられるのかどうか、とても心配でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

育児雑誌の小学校特集が役に立ちました。「小学校はこんなところだよ」とか「こんなことするんだね」など、子どもといろいろ話をしながら、「小学校になったら自分で歩いて通うんだよ。できるかな?朝早く起きないと(近所の)お姉ちゃんたちに置いていかれちゃうんだよ」と、規則正しい生活ができるように具体的な話をするようにしました。入学して最初の1ヵ月は、学校に行くのがうれしくて、6時前から起きて張り切っていました。しかし5月に入って運動会の練習が始まると、疲れが取れないのか、起きられなくなってしまいました。結局家族に起こされたりしているうちに、また少しずつ早寝早起きができるようになり、少しは規則正しい生活が送れるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

幼稚園の頃は夜10時過ぎまで起きていた子が、今では8時過ぎになると「もうそろそろ寝る時間?」と自分から聞くようになりました。朝も7時半に起こされなくては起きてこなかったのに、今は7時頃自分から起きられるようになりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

小学校に入る直前ではなく、もっと早いうちから規則正しい生活を身につけるようにしておけばよかったなあと思います。子どもは小学校で初めて勉強に取り組んだり、学校まで歩いて通わなくてはならないなど、新しい生活に慣れるまではとても疲れると思うので、入学する少し前から、規則正しい生活を習慣づけておくといいと思いますよ。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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