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食事の態度・マナー

食べ物で遊んでしまう子に、こんなふうに働きかけました

食事の際の環境を見直し、遊び始めたら食事を下げて、間食はあげないようにしました。

A.Mさん Sくん (体験談当時の年齢:2歳3ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

席についていることができず、食べている途中で部屋を歩き回ったりおもちゃで遊び始めたり、食べ物を口に入れては吐き出したり・・・。元々食がとても細くて、ちょっとでも食べてくれれば、とテレビに夢中になっている隙に口に運んだりした事が悪かったのだと思います。このままではいけない、と考えて2歳になって卒乳を完了した時から食事マナーを見直しました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

間取りの関係上、おもちゃもテレビもある部屋での食事になってしまうので、極力それらの物が目に触れないように食事の前にいっしょに片付け、「これから御飯だからね〜。お片付けしようね〜」と言い聞かせました。席についたらできるだけテーブルと椅子の間を狭め、逃げ出せないように。席を立ったり食べ物で遊び始めたら「ごちそうさまね?」と、子どもの食事を一気に下げる。大泣きしますが、これが一番効果ありました。お腹がすけば食べる、ということはわかっていたので、間食を思い切ってやめてみました。小食の分を間食で補えばいいや、と思っていたのですが、どうも悪循環のようで・・・。できるだけ外出をし、喉が渇いたらお茶などの甘味の無いものを飲ませました。お腹がすいていなくて興味のないことには子どもは見向きもしませんよね。それで興味のある遊びの方に行ってしまっているようでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今では途中で席を立とうとしたらすかさず「ごちそうさま?」と声をかけます。そうすると慌てて戻ってきます。本当に食欲のない時は自分で「ごちそうさま」といって席を立つので、まあ成功したといえるのかもしれません。しつけ、というよりだらしない親の自分を見直した、という感じでしょうか。息子の「食べたい」という気持ちを引き出したのも成功の一つの要因とは思いますが。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

我が家の場合、誘惑が回りに沢山ありすぎました。まず、子どもを叱る前に食事の際の環境を見直してみるといいかもしれません。実は我が家はテレビもつけていました(苦笑)。お腹がすいていないのも遊び食べの原因の一つだと思います。遊び始めたらココロを鬼にして取り上げる。泣いても根気比べ。で、次回の食事はきちんと食べてくれると思います。

食事に時間のかかる子に、こんなふうに働きかけました

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