カテゴリ

食事の態度・マナー

食べ物で遊んでしまう子に、こんなふうに働きかけました

お菓子やジュースは時間を決め、なるべく外で運動させました。盛り付けの工夫も大事です。

Y.Iさん Rちゃん (体験談当時の年齢:2歳4ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

せっかく時間をかけて作った食事を食べずに、手でまぜたり握ったりして遊んでしまうのです。このまま栄養が取れなくて病気がちになったり、好き嫌いの多い大人になったらどうしようと思い、何とか直さなくては・・・と悩みました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

あまりお腹がすいていない状態で食事を与えていたので、食べ物で遊んでしまったのかもしれないと考え、しょっちゅう与えていたジュースやお菓子は時間を決め、お菓子は午後3時のみ、ジュースは午前・午後に1回ずつ、お風呂上がりの3回としました。そして、なるべく外に出て運動させました。ジュースは今までたくさん飲んでいたので、ぐずりましたが、「お茶にしようね」と言ってお気に入りの水筒にお茶を入れて持ち歩き、のどが渇いたら飲ませるようにしました。散歩をするとお腹がすくのか、遊ばずに食事ができるようになりました。子どもはやはり見た目がおいしそうなものが好きなので、盛り付けなども工夫しました。本やテレビや広告で、子どもが「これおいしそう」と言った料理や盛り付けを参考にして、お気に入りの食器に盛り付けたり、お弁当が好きなので家で食べるときもお弁当箱に入れて、箸やスプーンと一緒にハンカチで包んだりしてみました。わくわくした様子で「わあ、お弁当だ!」と言いながら食べてくれました。お皿でも動物の形だったりすると、喜んで食べました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今までよりは集中して食事ができるようになってきたと思います。年齢が大きくなってきたこともありますが、少し成長したように思います。これからも、いろいろ本を読んだり、人から聞いたりしたことを参考にして、自分なりに研究して、もっともっと食事が楽しく、おいしくできるように、嫌いなものが少しでも食べられるように、がんばっていきたいと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

やはり一番大切なことは、親の愛情ではないかと思います。一生懸命子どものために工夫することは決して無駄にはなりません。今の状態が一生続くわけではないし、子どもの成長の過程なんだと、長い目で見てやってください。私自身、まだ下の子もいますし、毎日が立派な親になる勉強だと思いながら過ごしています。くじけずに、一緒にがんばっていきましょう。

食事に時間のかかる子に、こんなふうに働きかけました

体験談内検索