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気が弱い

泣き虫な子に、こんなふうに働きかけました

保育所では好きな曲で気持ちを落ち着かせてもらったり、ピアノ教室に通い人と触れ合う機会を作りました。

K.Oさん Aちゃん (体験談当時の年齢:2歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

娘はとても消極的で人見知りが激しい子です。初めて行く場所や騒がしい所が苦手で、連れて行くと泣き出す事もあります。保育所では教室の雰囲気になじめず出て行こうとする事も・・・。今後、こんなに気が弱くて、お友だちと遊んでいけるだろうかと考えると、不安な気分になりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

保育所の先生に相談して、娘自身があまり無理をせずに保育所に慣れるように手伝ってもらいました。不安そうな時は先生がそばにいてくれるとなんとか大丈夫なようでしたし、音楽が大好きなので、好きな曲を聞かせて落ち着かせたりする事で、お友だちと一緒に歌ったりできるようになりました。とにかくストレスをためないように、と気を遣いました。乱暴な遊びをする男の子は苦手ですぐ逃げてしまうのですが優しい子とは仲良く遊んでいるので、性格上の事として私もあまり気にしないようになり、むしろ小さい子に優しく接する姿などに成長を感じていました。積極性を身につけ人見知りを改善するには、少しでもいろいろな人と触れ合う事が大事だと思い、週一回のピアノ教室に通わせる事にしました。やはり習った当初は、見ず知らずの場所で講師の先生にも慣れず、人見知りをして大変でした。私がついていないと泣いたりしてしまいました。でも、娘はもともと音楽が好きだったので、だんだん先生にも慣れてきて、今では私が付き添いをしなくてもピアノのレッスンができるようになりました。毎週、レッスンの日を楽しみにしています。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今も、積極的ではありませんがだいぶ人前へ出るようになりました。保育所でも泣く事がなくなり、男の子とも遊ぶようになりました。一番の変化は、あれだけイヤがっていた“戦いごっこ”にも参加するようになった事です。知らない人にも小声ですがきちんと挨拶できるようになりました。今までちょっと心配しすぎたかも、と思うと同時に今後も娘の成長を見守りたいと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

「いろいろな性格の子がいて当たり前なんですよ!」と所長先生に言われてそれまでの悩みがウソのようになくなりました。子どもは、たくさんの人と出会って成長します。そして、たくさんの可能性を持っています。今はほんの通過点にしか過ぎません。周りの大人たちで温かく見守ってあげましょう。
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