気が弱い
いじめられてしまう子に、こんなふうに働きかけました
いろいろな子と遊ぶ経験を積ませることで、苦手だった年上の子ともうまく遊べるようになりました。
J.Kさん Aちゃん (体験談当時の年齢:2歳8ヵ月頃 女 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
娘は、近所の年上のお兄ちゃんにわざと何回も泣かされた事が影響し、それまではお友だちとも仲良く遊べていたのに公園にも行けなくなり、子どもをこわがるようになってしまいました。今まで仲良く遊べていただけに、このままでは友だちとの距離もできてしまうし、幼稚園にも行けないのではと不安になりました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
娘をいじめていたお兄ちゃんによく言い聞かせて、少し距離をおいてもらいました。そして娘にも、お兄ちゃんが意地悪でいじめているわけではなく、Aちゃんの言っている事が分からなかったりして、戸惑って乱暴な事をしてしまうのだと伝えました。最初のうちは以前と変わりなくその男の子は娘をたたいたり乱暴したり、私が叱ると向かってきたりなどなかなか思うようにいかず、かえって悪い状況になってしまいました。娘は、男の子とその子を叱る私を見て、ますますおびえてしまったようです。その男の子とは遊ばせるのをやめて、同じくらいの子どもが多くいる、区のプレイルームやリトミック体操に連れて行ったり、少し下の年齢の子がいる集まりに参加しました。そこで兄弟がいるお子さんのお母さんに、上の子下の子の気持ちや接し方を聞いたりしました。私のそばを離れず周囲の子どもを追い払っていた娘も、次第に顔見知りの仲良しができてくると、その子と一緒にお友だちの輪に入っていくようになりました。また、娘が自分より年下の子の言う事が分からずイライラしている事があったので、「遊んでくれていたお兄さんもそういう気持ちだったんだよ」と伝えると納得したようでした。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
私の存在を忘れるほど、いろいろな年齢の子どもと遊べるようになり、今度は帰りたくないと泣いてしまうほどです。また、年上には言葉で、年下には態度でと、言いたい事を伝える方法を使い分けるようになりました。言葉がハッキリしてきて意思を伝えられるようになったので、以前遊んでいたお兄ちゃんとも仲良く遊べるようになりました。積極的に子どもたちと会うようにしてよかったと思っています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
今思えば、近所の男の子も娘もどちらも一人っ子なので、自分と違う年齢の子の気持ちが分からなかったのかなと思います。だから小さいうちから、トラブルにめげずにいろいろな年齢の子と遊ばせるという事は、一人っ子の多い現在では意味のある事だと思います。そして子どもだけではなく、お母さんにとっても子育ての情報交換や、先輩お母さん方からのアドバイスも聞けたりするので、親子ともども勉強になるのではないでしょうか。- 言いたいことが言えない子に、こんなふうに働きかけました
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