気が弱い
言いたいことが言えない子に、こんなふうに働きかけました
娘の言いたいことを先回りして言うことはやめたり、子どもだけが離れる機会を作ってみました。
K.Aさん Mちゃん (体験談当時の年齢:2歳3ヵ月頃 女 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
娘は聞き分けがよく、反抗しない事が逆に心配でした。おむつも1歳11ヵ月にはとれ、一人で寝られるし、お友だちにおもちゃを貸したりお片付けもする。そんな姿を見るにつけガマンしたりあきらめたりしてるのでは・・・と不安になったり、またいい子でいようと無理をして、もう少し大きくなって爆発したりしないか、と気になったりしました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
ありのままの娘を受け入れようと心がけました。先回りして言葉をかけていたので、自分でやりたい事を選ばせるようにしました。今、思い返せば母の期待にそうようにがんばっていたようです。娘も当初は私に確認をとって行動していましたが、だんだんと言いたい事が言えるようになりました。ただ、娘は友だちとケンカしたこともあまりない子だったので、激しくせめられると手が出てしまうようになってしまいました。親子の付き合いではいい子でも、友だちという第三者が入ると新しい悩みも出てくるものだ、と思いました。そこで、母親と離れる時間をつくるようにしました。たまたま、市の子育て講座が託児付きであったので参加しました。娘は生活習慣の成長は順調でも、友人関係、自己表現は未熟だったのです。親と離れる経験も初めて、親抜きで友だちと付き合う経験も初めてでした。最初こそ泣いていましたが、だんだん先生や友だちにうちとけ、自分の気持ちを表現する機会が増えた事もプラスになりました。やった事や思った事を自分の言葉で一生懸命話してくれるようになりました。時には私から質問攻めにされ、面倒くさくなったのか「忘れちゃった」とかわされる時もありました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
幼稚園に通う今でも、言いたい事が上手く言えないと手が出てしまう時があるようですが、先生や友だちが口で言い返せるように働きかけてくれているようです。家では弟が誕生し、また変化がありました。弟をほめると「私もいい子だもん」と自己主張しますが、そんな娘がとてもかわいいと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
長所と思っていた事も状況が変わると短所になったり、悩みも成長とともに変わります。本に載っている事や、友人とは違う悩みも成長の過程もある事が分かりました。それでもいいのだと思えることが大事だと思います。悩みを一つずつ解決して子どもと一緒に成長していきたい、そう願っています。- 言いたいことが言えない子に、こんなふうに働きかけました
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