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気が弱い

怖がりな子に、こんなふうに働きかけました

子どもの怖いという気持ちを受け止めた上で、「大丈夫」だよと話したり、触ることで証明してみせました。

Y.Cさん Aくん (体験談当時の年齢:2歳5ヵ月頃〜2歳10ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

もともとキャーキャー騒ぐことはあったのですが、「こわい」という言葉を覚えてから特にこわがりになってしまったように思います。暗がりをこわがるのはもちろん、散歩をしていて枯葉が風で動いただけで「怖い!」。もう、あきれてしまってうんざりという感じでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

大人にとって何でもない物を怖がるのは、何かを想像できるということだと思って、暗がりなどを怖がる時は何が見えるのか子どもに聞きました。それで「ふーん、○君には○○が見えるんだ!怖いね!でもママはあっちに○○が見えるよ。○君にもママと同じのが見える?」と適当にいろいろ言うとそっちに気をとられて、いつのまにか自分の言ったことを忘れてしまっていたようです。枯葉など不意に動く物を怖がってしまうのは、「大丈夫だよ」と言ってそれを私が手に取ってみせたりするしか対処のしようがありませんでした。でも子どもが枯葉を怖がると知ったパパが、「言うこと聞かない子のところには葉っぱがくるよ!」なんていってしまったものだから、葉っぱは怖い物だと思わせてしまったようです。子どもの恐怖心を利用して言うことを聞かせるなんて、やってはいけないことですよね。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

子どもの頭から「葉っぱ=怖い物」という概念を取り去るのにずいぶん時間がかかりました。もちろん、もう子どもの恐怖心など利用してはいません。子どもが怖いと思うのなら、怖いことを認めてあげたうえで、「でも、大丈夫だよ」と言うだけでも、少しは怖さも減少していると思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

なんでもない物を怖がるのって、きっと何かを想像しているということだから、すごいことなんですよ!頭の中がフル回転しちゃっているんでしょうね。本当に何か見えているのかもしれませんが、月日が経つにしたがって「怖い」と言う回数も減ってきますよ。親も一緒に楽しんじゃいましょう!
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