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母親と子ども

子どもがかわいいと思えませんでしたが、こう考えてこう変わりました

育児に疲れたのだと思い、主人やサークルで知り合ったママ友達に自分の率直な思いを話してみました。

N.Kさん Rくん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃 男 第2子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

あの頃はとても育児に疲れていたのだと思います。体力的にも金銭的にも不安定で、主人ともうまくいってませんでした。そのせいもあって二人目を心からかわいいとは思えませんでした。勝手な考えですが、上に女の子がいて二人目も女の子がほしいと思っていたのです。しかし、生まれてきたのは男の子。「姉妹がよかったのに・・・」などという、親として問題ある自分勝手な考えにも悩んでいました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

スキンシップをとるように心がけました。また主人に率直な気持ちを打ち明けたりしました。息子はとてもよい子で、手もほとんどかからず毎日おとなしくしていました。しかし、じーっと私を目で追ったりするのです。「なぜ、こんなにおとなしくてよい子をかわいがることができないのだろう」と考えると、再び自分を責めたい気分になりました。サークルのママ友だちになるべく会う時間をつくって、悩みを相談しました。二人目がかわいく思えない気持ちも率直に打ち明けました。みんな、年子の子どもを持つママだったのでとても心強く感じました。また、「今は余裕がないだけ。上の娘さんがあれだけ手がかかるのに、弟をつくってあげて、あなたを尊敬するよ」と言われた言葉がたまらなくうれしくて涙がこぼれました。息子もママ友だちの子どもたちとよく遊ぶようになったので行動範囲も広くなり、私にとっても息子についての新しい発見があったりと、だんだん育児が楽しくなりました。上の娘と二人仲良く遊んでいるところを見た時、改めて「産んでよかった」と思いました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今は「かわいくない」なんて思う余裕がありません。成長してゆく子どもたちと毎日が戦争!いっぱい笑っていっぱい泣いて、そしていっぱい甘えてくる子どもたちが、私の一番の生活源です。一瞬たりともこの子どもたちの成長を見逃したくないと思います。毎日がとっても充実しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

物事をマイナスに考える時は、疲れている時なんだと思います。ヘトヘトになるほど“お母さん”をがんばっていた証。また、悩むという事は、その子の事を一番考えてあげている証。100人ママがいれば100の育児や考えがあると思います。母親失格なんて思う時は自信を持ってほしい。親が悩むわりには子どもはタフです。悩んで難しい顔をしたり涙を見せるより、いっぱい笑った方が、子どもにとって一番の幸せなのかもしれません。
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