母親と子ども
母親から離れられない子、こう考えてこう行動しました
「愛情充電期」と考え、無理に子ども同士の関わりを持とうとせずに、親子の時間を大切に過ごしてみました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
明るく活発だった子が、突然、外でも家でも「おんぶ」を連発し、少しも私から離れられなくなりました。それまで通っていた児童館や近所のお友だちからは、「甘やかしすぎなのよ。放っておけばいいのよ」とか、「何かしら理由があるんだから、無理に離れさせないほうがいい」などといろいろなことを言われ、私自身がパニックになってしまいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
市の相談室に相談したところ、「お子様の気持ちを第一に尊重してあげてほしい。」と言われ、お友だちとの交流よりも、まず、私たちの親子関係を見直そうと思いました。少しの間、児童館はお休みし、遊園地や動物園へ二人で出かけるようにしました。私から離れられないのはあまり変わりませんでしたが、大勢の中で勝手に遊んでいた頃より、私に対して欲求をはっきり示すようになり、私もその時々の子どもの感情が前よりもわかるようになってきた気がします。子どもを傷つけるような身勝手な叱り方をしてきたんじゃないかと反省できました。「おんぶ」の回数が減ってきた頃、児童館に戻りました。はじめは「おんぶ」状態のままでしたが、私が開き直って周囲に「おんぶ小僧と呼んでやってね。」と言っていると、自分から「降りる」と言い出し、少しずつ皆と遊べるようになりました。それでも何かと戻って来たのですが、その時は「ほい、来た!」という心意気でおんぶしてやりました。突然はじまった「おんぶ」は、半年後に突然終わりました。急に聞き分けもよくなり、お友だちとの遊びを楽しんでいます。周囲も驚くほどでしたが、「長い充電期間が終わったんだね。」と言われ、納得してしまいました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
子どもにはそれぞれ、“愛情充電期”があるんじゃないでしょうか。息子は相変わらずあの「おんぶ」の半年間で充電した電気が切れていないようで、どこへ行ってもすぐにお友だちと仲よく遊べる子になっています。スイミングにも通いはじめ、私と離れても思いっきり楽しんでいるようです。周囲には突然ママベッタリになる子が時々いますが、私のことを見ていた友人たちは「これが充電期ってやつか」と、あわてず対処しています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
子どもはどんな形にせよ、成長していきます。悩むことがあっても子どもが幸せそうなら、「それで、いいか。」と思う私です。ママベッタリと思っても、ずっとは続かないし続いてはくれません。逆にその期間を楽しんだほうがいいです。お子さまたちの「今」は「今」しかありません。離れないなら放さないぞー!と思っても、ある日寂しくなるほどあっさり離れていくんですから。- 母親になついてくれない子、こう考えてこう行動しました
- 母親の顔色をうかがったりおびえたりする子、こう考えてこう行動しました
- 母親から離れられない子、こう考えてこう行動しました
- 子どもがかわいいと思えませんでしたが、こう考えてこう変わりました
- その他の体験談
母親から離れられない子、こう考えてこう行動しました
- 離れられないのは、お母さんが大好きだから。否定しないことが上手な親離れにつ...
- 楽しい行事に参加させ、親は見守るように。親の方を振り向く回数が減りました。
- 人見知りを個性として受け止め、日々の生活の中で姉としての自信を持たせるよう...
- 3年保育で入園させ、友達との交流を積極的に作りました。
- 周りの人の協力で親離れでき、お友だちと遊ぶことができました。
- 娘が離れないのは、私が娘から離れられないから。そう気づいたときに、私が接し...
- 離れない子にイライラを感じてきたので、父親と出かける機会を作ってみたり、我...
- ちょっとした言動で子どもは心を痛めるので気をつけ、甘ったれの時期は今だけと...
- 「愛情充電期」と考え、無理に子ども同士の関わりを持とうとせずに、親子の時間...
- 離れても不安にならぬよう、声をかけた上で家事をしたり、遊びながら少しずつ離...
- 開き直って一緒にいるようにしたり、お友達と遊ぶ時間を作り、今を楽しむつもり...
- 子どもがママに寄ってきてくれる今を花と思い、自然と親離れする時期を待ちまし...