母親と子ども
母親から離れられない子、こう考えてこう行動しました
離れても不安にならぬよう、声をかけた上で家事をしたり、遊びながら少しずつ離れる練習を重ねてみました。
H.Sさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳9ヵ月頃 男 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
息子が1歳の頃は、少しでも私が息子のそばを離れようとすると「マンマー!」と泣き出し、ついてくる始末。そのため、トイレへ行くにも洗濯物を干すにも、どこへ行くにも抱っこしたり、手をつないで私のそばに置いておくことになっていました。当時はパパも忙しくて育児や家事を手伝ってもらえず、イライラがつのり、何で私だけ・・・という気分の日が続いていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
私にとっては、すごく面倒くさいことでしたが、「ママこれから××してくるね。一緒に来る?」などと、何をするにもその都度その都度声をかけて一緒に行動するよう心がけました。本人にとっては、私がいきなりいなくなることがなくなったためか、泣く回数も減り、少しずつ私の話を聞くことができるようになった気がします。時には泣かずに、私が他のことをしている場所へ一人で見に来れるようにもなりました。すぐには結果は出ませんでしたが、泣かれる回数が減り、落ち着いてきたため、自然と私のイライラも消えていきました。遊びながら、少しずつ離れられるよう工夫しました。「ここで待っててね。」と息子を待たせ、私が声をかけながら他の離れた場所へ行き、そこから顔を出して「おーい!」と手を振ってあげたりしました。すると、ママが自分の側から離れても大丈夫だとわかってきたのか、離れた場所にいても泣かずに自分の方から、本当に嬉しそうに「ママー!」と呼びながら手を振ってくれるようになりました。さらに、今までは私がトイレに行っても大泣きだったのですが覗きに来ては、笑ってまたどこかへ行き、また戻ってくるなど泣かずに待っていられるようにもなりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
息子も3歳になりました。排泄も一人ででき、私の話も理解できるまでに成長しています。今はアニメのビデオに凝っていて、以前のように私の後をついて回ることもなく、あの頃の悩みは・・・?という感じです。アニメを一緒に見てもらいたい時だけ、「ママー!早く来てよ!」と呼びに来るようになり、ずい分としっかりしてきました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
パパが忙しくほとんど一人で育児をしていたため、本当に辛い時期がありました。大変なのは「今だけだから」と思って、ねばり強くがんばれば、子どもも応えてくれると思います。親が笑顔だと、子どもが泣く回数も意外に減るものです。その時々で悩むとは思いますが、子どもは成長します。他の子と比べず、マイペースで育ててあげてください。- 母親になついてくれない子、こう考えてこう行動しました
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