母親と子ども
子どもがかわいいと思えませんでしたが、こう考えてこう変わりました
気持ちに余裕を持つよう、外出する機会を増やしたり、家事などの手抜きで子どもと向き合うようにしてみました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
下の子に手がかかりはじめ、気持ちに余裕がなくなったせいか、上の娘のちょっとしたイタズラにもイライラしてしまいました。娘がご飯を食べるのが遅い、甘えてダダをこねる、などほんの些細なことでも私はすぐに怒って冷たく当たり、手を出してしまうことも少なくありませんでした。このままでは虐待してしまうのではないかと不安にかられながらも、毎日同じことの繰り返しでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
家の中に閉じこもっていると、つい娘の行動が目についてしまいます。そこで小さな子どもを二人連れての外出は大変でしたが、公園や買い物など、外出する時間を増やしました。また、同じくらいの年齢の子どもを持つお母さんに話を聞いてもらい、「うちも同じよー」と言ってもらうだけで、随分気持ちが楽になりました。娘も私に叱られることなく遊べて、のびのびしていたと思います。また、無邪気に遊ぶ姿を見たり、一緒に遊んだりすることで、薄れかけていた娘への愛情が、少しずつ戻っていったような気がします。家では何かとやらなければならないことが多く、それまで子どもたちとほとんど遊んでやっていませんでした。そこで、少し家事を手抜きしてでも絵本を読んだり、歌を歌ったりして、娘と向き合う時間を作るようにしました。もともと甘えっ子だった娘は、ひざに乗せて本を読んでやったり、一緒に遊んでやったりすると、本当にうれしそうでした。そんな娘の様子を見ると「さんざん冷たくしたにもかかわらず、こんなに私のことを好きでいてくれるんだ」と実感し、それまでの自分の行動を反省して、温かく娘を育ててやろうと改めて思うことができました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今は娘も幼稚園に入り、以前のようにイライラすることは大分減りました。私が悲しいことがあって泣いていた時、「ママが泣いてるから悲しいの。」と言って一緒に泣いてくれるような優しい子に成長してくれました。今では娘をいとおしいと思う気持ちでいっぱいです。話ができるようになった分、言い聞かせれば理解してくれるようになり、私も叱ってから後悔することが減りました。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
同じような悩みを抱えているお母さんたちは、きっと以前の私のように、余裕がないのだと思います。「家事なんて2、3日休んだって、死にやしない」と気楽に考えて、子どもと向き合う時間を作ってみてください。きっと子どもの笑顔が、イライラや悩みを吹き飛ばしてくれるはずです。心から子どもをかわいいと思える時は必ず来ます。がんばってくださいね!- 母親になついてくれない子、こう考えてこう行動しました
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