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総合監修:二瓶 健次 先生
各専門分野の先生の紹介
体の部位アドバイス - 皮膚に関すること
水いぼ2歳9ヵ月
寄せられたご相談
「水いぼ」とはどんな病気ですか。「水いぼ」にかかったら、病院を受診した方がよいのでしょうか。
保育園で水いぼがはやっているようです。
水いぼとはどんな病気ですか。もし水いぼを見つけたら、病院を受診した方がよいのでしょうか。
先生からのアドバイス
末松 隆子 先生
水いぼは、伝染性軟属腫(なんぞくしゅ)ウイルスによる感染症です。数がたくさん増えたり、大きくなったり、人にうつしてしまうのが心配な場合は皮膚科で相談するとよいでしょう。
水いぼは、ポックスウイルス(伝染性軟属腫ウイルス)による感染症です。水いぼの中に入っているウイルスが引っかいたりすることで飛び出し、それに接触すると感染します。
水いぼにかかると1〜2年でウイルスに対する抗体ができるため、水いぼは自然に消えていきます。
水いぼの数が少ない場合は自然に治るのを待ってもよいと思いますが、数がたくさん増えたり、大きくなったり、ほかの人にうつしてしまうのが心配なかたは、皮膚科を受診して医師と相談するとよいでしょう。
水いぼはプールの水ではうつらないので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがあるので、これらの共有は避け、プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。