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約束や決まりごとを守れるように、こんなふうに働きかけました

「自分でできたら、お母さんみんなに自慢できちゃうな」そのひと言がきいたみたい。

K.Mさん Yくん (体験談当時の年齢:5歳0ヵ月頃〜6歳0ヵ月頃 男 第1子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

わが家では、外から帰ってきたら、うがい・手洗いを必ずするきまりになっています。息子の場合は、幼稚園から帰ってきたときは、お弁当と連絡帳をかばんから出すことも約束しています。でも、年長になっても、私が言わないと、自分からはなかなかやらなかったんです。私が言っても、すぐにやろうとしないときもありました。毎日毎日、どうして同じことを言わなきゃならないの?と成長が見られない息子に、多少あせりを感じていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

家に帰ってきたらやることを紙に書いて、リビングの目につく所に貼りました。が、しばらくは効果なし。相変わらず、私が声をかけないとやりませんでした。ある日、うちに遊びに来た友だちがその紙を見て、「お弁当も連絡帳も自分で出すの? うちはママがやるよ」と言ったんです。案の定、息子は「ほかのうちはお母さんがやるのに、ぼくだけ自分でやらなきゃいけないの?」と言いました。そこで、私は、「友だちがお母さんにやってもらってることを自分でやれたらすごいよね。お母さん、みんなに自慢できちゃうな」と言ったんです。その言葉に刺激されたようで、翌日から自分でやるようになったんです。これには、本当にびっくりしました!「友だちがしていないことを自分はやっている」という息子の優越感を大切にしたいと思い、ときどき「偉いね」「すごいね」とほめるように心がけています。そしてたまには、買い物のときに、「いつもきまりを守っているからごほうび」と、好きなお菓子などを買ってあげます。もちろんちょっとした物なのですが、それでも、とてもうれしそうです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

予告なしにもらえる「ごほうび」がけっこう効いているような気がします。このごろ、少しめんどうくさそうにやっているな、と思うようなときに「ごほうび」をあげると、また張り切ってやるようになります。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

お弁当や連絡帳をかばんから出すなどということは、大人にとっては自分でやって当たり前だと思いますが、子どもにとってはひとつできることが大きな自信につながるようです。機会をみつけて評価してあげることが大事だと思います。

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