カテゴリ

その他生活習慣

身の回りのことが自分でできるように、こんな働きかけをしました

何でも「やってー」とすぐ頼るので、状況を見極めてから手伝うようにしました。自分でやろうと頑張ったときはめいっぱいほめました。

M.Kさん Kくん (体験談当時の年齢:5歳0ヵ月頃〜6歳0ヵ月頃 男 第1子 静岡県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

着替えやおもちゃの片付けなど、何でもすぐに親に頼ってくるので、小学校入学前までに、まずは自分でやってみて、できなければ親に頼るというようになってほしいと思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

私が怒りすぎてしまうと、子どもは余計に甘え、自分でできることすらやらなくなってしまいます。それを見た私が、さらに怒るという悪循環になってしまうため、なるべく怒りすぎないように気をつけました。また、子どもが甘えて私に「やってー」と言ってきたときは、状況をまず見極めるようにしました。疲れていたり眠いときなどはなるべく手助けしてあげるようにし、面倒だからやりたくないと思われるときは、「自分で一度やってごらん。できなかったら手伝ってあげる」と、一度は自分でやるように促しました。できてもできなくても、自分でやろうとしたときはめいっぱいほめ、それでうまくできなかったときは手助けしてあげました。子どもも、怒られるよりはほめられる方がやっぱりうれしいようで、少しずつですが「やってー」の回数が減りました。<こどもちゃれんじ>のビデオで、「おかたづけ」や「きがえ」のお話を見た後は、何も言わなくても自分からやっていました。そんな時にはいっぱいほめてあげました。また、<こどもちゃれんじ じゃんぷ>の親向け冊子が役に立ちました。これを読んで、「みんなそうなんだなぁ」と私自身が安心し、怒りたくなる気持ちを抑えるのに役立ちました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

小学校へ行くようになり、自覚がだいぶ出てきたようです。自分から進んで片付けをやることが多くなりました。ただ、まだ小学校に入ったばかりで疲れることも多いようで、そんなときにはまだまだ甘えてきます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

幼稚園の頃から翌日の支度を自分でさせたのはとてもよかったと思っています。幼稚園の支度は子どもに自分の責任だと自覚させ、もし忘れ物があっても、私が幼稚園に行く用事がなければ届けることをしませんでした。そのおかげで、小学校に入学してからも、忘れ物をしないようにと私から注意することはなく、忘れ物をしたときにも慌てず自分で対処することができているように思います。親が常に「忘れ物をしないように」と気を配るよりも、子どもを信頼して任せ、時には失敗を経験させておくことも大事かなと思います。失敗したことで子どもも次から気をつけますし、失敗したときにどうしたらいいかを知ることができます。「失敗は成功のもと」ですね。

ベビーカーやチャイルドシートを嫌がる子、こんな工夫をしてみました

体験談内検索