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挨拶やお返事ができるように、こんなふうに働きかけました

きちんと挨拶できるように、まずは親が手本を示しました。また、時間を守れるように、時計の読み方を教えました。

T.Sさん Mちゃん (体験談当時の年齢:6歳2ヵ月頃 女 第1子 埼玉県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

年長になってからは、子ども一人で遊びに行く機会が増えました。私は遊びに行った際の挨拶で、家に上がるときは「お邪魔します」トイレを借りる時は「おトイレ貸してください」帰るときは「お邪魔しました」は、言えるようになって欲しいと思いました。また、家に帰る時間は、約束を守って欲しいと思いました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

友だちの家に一緒に遊びに行く時は、まず手本を見せるつもりで、挨拶をして、子どもにも「一緒に言ってみよう」とその都度声をかけました。また、子どもの友だちが遊びに来た時に、きちんと挨拶をする子がいたら、「○○ちゃんは、ちゃんと言えるんだね。きちんと言葉をかけてもらったら、気持ちがいいね」と子どもに話しかけたりしました。家に帰る時間を守る、ということについては、子どもなので夢中になって遊んでしまうこともあるし、親が一緒に遊びに来ると「帰ってください」とは言えないので、親の方がルーズになりがちだったのが失敗かなと思いますが、自分が友だちのお宅についていった時には、「○時になったね。帰る時間だね」と私から声をかけるようにしました。おかげで時計も大分読めるようになったし、約束を守ることも覚えたように思います。<こどもちゃれんじ>の教材で、時計がありました。時間によって、しまじろうが起きる絵が書いてあったり、寝る絵が書いてあったり。付録の冊子では、ひらがなを書く練習や迷路など、色々問題が載っている中に、「しまじろうが遊んで帰る時間は○時」、などという問題とともに、「きみの帰る時間は何時?」という問題がありました。教材の時計を動かしながら、「○○ちゃんの起きる時間は何時だね」と話したり、問題を見ながら、「しまじろうも帰る時間はちゃんと決まっているんだね」と話しかけたりしたことも、「自分だけでなく、しまじろうもちゃんと時間を守っている」ということが分かったようで、約束を守ることができるきっかけになったようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

いつも挨拶が完璧な子どもでは、決してありません。今でも、一緒にいる時は、「ちゃんと挨拶して」と私が声をかけることは多々あります。が、友だちのお母さんから、「○○ちゃんが、この間、とてもしっかり挨拶するのでびっくりしたわ」と言ってもらったり、時計を見て「帰る時間までもう少し、なんていって、遊んでいた」と私が見ていないときの子どもの行動を聞いたりすると、成長を感じます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

小学校でも仲のよい友だちができるといいなと思っていますが、基本は挨拶からだと思っています。遊びに行く先で相手の親に気持ちのいい子だなと思ってもらいたいと。そういうふうに子どもを育てていければいいですね。

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