顔にガーゼのハンカチを掛け、ぬれたら交換。恐がっている間は無理強いは禁物だと思います。

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

湯船に体が浸かるのは平気。体を洗うのも平気。問題はシャンプー。ほんの一滴でも顔にお湯がかかれば、御近所中に響き渡る声で泣く！叫ぶ！！そして延々と声は続き、風呂上がりも泣き続ける日々でした。翌日はお風呂にすら入りたがらない時もありました。毎日の事なので私もお風呂に入れるのを嫌に感じたり、子どもを叱る事もありました。主人は「赤ちゃんみたいに洗えばいいよ」と言ってそうしているようでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

シャンプーを嫌がる原因は「水が顔にかかるのは怖い」という子どもの気持ち。考えた末、顔にガーゼのハンカチを被せて仰向けに抱きかかえてシャンプーをしました。流す時はガーゼのハンカチを交換して顔に掛けてあげました。毎日ガーゼ地のハンカチを3枚用意してのシャンプーでした。スイミングスクールへ通わせました。体験スクールに入れてから、子どもに聞くと「通いたい」という意見でした。初期段階で顔付けがなかなか出来ない子どもに、コーチはゆっくり焦らず時間をかけて慣らしていって下さったのでよい方へ向かいました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今は洗顔料をあわ立てて顔を洗えるまでになりました。あの頃は私もコワゴワ子どものシャンプーをしていたので、子どもも「顔に水がかかると大変なんだ！」と思っていたようです。今はシャンプーを流す時はお風呂のふちに手を掛けさせて顔を仰向けにさせ、大雑把にシャンプーを流した後、普通に頭からザーッとシャワーを掛けています。泡が目に入ると痛いから嫌なんだそうです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが水を怖がっている間は無理強いせずに、どうしたらこの状況が緩和されるかな？程度の気持ちで構えていて大丈夫だと思います。毎日の事なので子どももお風呂嫌いになったら、それこそ大変。一日二日洗わなくたって平気平気、という気持ちでお湯に浸からせるだけの日もありました。