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人見知り

大人としか遊べない子に、こんなふうに働きかけました

子どものケンカには口を出さないようにし、少し年上の子と遊ばせ遊ぶ楽しさを体験させました。

I.Kさん Mちゃん (体験談当時の年齢:2歳6ヵ月頃〜2歳11ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

習い事で、子ども同士のケンカ(物の貸し借り、順番などが原因)をした後、何でも譲ってくれる大人とばかり遊びたがるようになりました。そして、習い事にも行きたがらなくなりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

子ども同士でケンカになったとき、自分の子どもばかり叱っていたことに気づきました。2、3歳の子ども同士だと必ず保護者がそばにいるので、私は子どもの気持ちより周囲の目を気にして、叱っていたような気がしました。そこで、ケンカになっても、ひどくなるまで口を出さないようにしました。これには忍耐がいりました。おともだちと遊ぶと楽しいと思ってほしくて、子ども同士で遊ぶ機会を増やしました。いつも行かない公園へ行ってみたり、なるべく出かけるようにしました。ちょっと年上の子どもに遊んでもらって、あまり対等なケンカが起こらないようにもしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

年上の子に遊んでもらって、親と遊ぶのよりも楽しかったようで、その子を公園で探すようになりました。習い事は、あまり嫌がるときはお休みしながらも続けていると、2、3ヵ月した頃からちょっとずつ嫌がらなくなりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

真正面から子どもに理由を説明して、説得するのも大切なことだと思いますが、一時的にそんな気分の時もあるかなぐらいに思っていたほうが楽なときもあります。おともだち関係は親も悩むことだと思うので、うまくいくのはラッキーぐらいな気持ちでいいのかも。

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

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