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人見知り

子どもの人見知り、こんなふうに対処しました

親子共に公園などのできあがった輪に入ることが苦手だったのですが、幼稚園での出会いはよい機会になりました。

M.Hさん Aくん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 男 第1子 北海道)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

赤ちゃんの頃からの人見知りが幼稚園に入ってからも少し尾を引いていたようです。また、近所に同年代の子がいなくて接する機会が少なかったためか、友だちの中に自分から入っていくことができないことがありました。ですから、特に園ではどうしているのか心配な日もありました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

園の先生にお手紙を書いて園での様子を教えていただいたり、事情を話して、もしそういう様子のときは先生からも誘いかけてみて欲しいとお願いしたりしました。また、公園などに行った際に「友だちがたくさんいるね!」と話して周りに目を向けさせるようにしました。幼稚園の友だちが、遊びに行ける距離のところに住んでいたので、たまに行き来するようにして、家でも同年代の友だちと遊ぶ楽しい時間を作るようにしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

一度うまくいくと、いつもは無理でも、他の子に話しかける機会が増えてきました。また、幼稚園でも結構自分から進んでボール遊びや庭遊びに参加するようになったようです。自分より年上の子にも「遊んで」とお願いすることも出てきたと先生から聞いて、少しずつですが積極的になってきてくれたんだと安心しました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

今の時代、家の近くに同年代の子がいないという方も多いと思います。公園に連れて行っても、できあがっている友だちの輪に入りにくいのは子どもも一緒のようで、そうなると、やはり最後は幼稚園などの施設で友だちと接する機会を増やす&コミュニケーションのとり方を自然に学ぶ機会を増やすことが必要だと思います。

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

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