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人見知り

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

「人」と接する時間を増やしました。

N.Nさん Wちゃん (体験談当時の年齢:0歳10ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 女 第1子 群馬県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

10ヵ月を過ぎた頃から後追いがひどくなり、ちょっとでも私の姿が見えなくなると泣き叫ぶようになってしまいました。外出した時などは知らない方でも娘に声をかけてくださるのですが、私以外の人から話しかけられると大泣きしてしまうので困っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

私自身、子どもが生まれてから人と接するという事をあまりしていなかったので、子どもと2人だけの時間を少し減らし、今まで1度も行った事がなかった児童館にもなるべく出かけるようにしました。その他にも市で主催している育児支援センターに通い、同じ年頃の子ども達ともふれ合えるようにしました。私は元々口下手な方で初対面の人と話をするのも苦手なのですが、私が見本にならなくてはと思い、誰にでも積極的に話しかけるようにしました。1歳近くになるにつれ、娘も人に慣れてきた様で、最初はお友達がいても私にくっついたまま遊んでいたのが、私から離れ、自らお友達の側へ行って遊べるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

2歳4ヵ月の今は、ちょっとでも目を離すと、ひとりでどこへでも行ってしまうようになり、あの頃私にべったりで離れなかったのが嘘のようです。今公園での砂遊びがお気に入りで、<こどもちゃれんじぽけっと>で頂いた「しまじろうのおすなばブルドーザー」で遊んでいます。お友達に「貸して」と言われて「どうぞ」とまで言えるようになりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私と同じ様に、普段子どもと2人きりという方も多いのではないでしょうか。人とふれ合う事の楽しさを教えてあげれば、「頭の中はママだけ」だったのが他の人達も加わり、自然と「べったり」もなくなってくると思います。「子どもに付きっきりで何もできない」というママも、子どもが何か興味を持つ様なきっかけを作ってあげて下さい。きっとひとり遊びも上手になりますよ。

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

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