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人見知り

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

ショッピングやお茶に出かけたくて連れまわしているうちに、だんだん人見知りも減ってきました。

K.Sさん Aちゃん (体験談当時の年齢:0歳6ヵ月頃〜1歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

娘は人見知りが激しく、家に知らない人が来たり、自分がよその家に行ったりしたら大泣き。デパートで話し掛けられたりしたら大泣き。触られたりしようものなら、ひどい騒ぎです。泣かれるとどっと疲れるので、外出するのが苦痛な時期がありました。お友達と一緒に遊ぶ事もなく、ママにベッタリ。知らない人でも平気な子はまったく平気なのに・・・他の人の子育てがとてもラクそうに見えました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

外出するのがユウウツな時期があったけれど、ずっと家にいたらやはり退屈で、近所の公園によく行くようになりました。街の中や児童館ほど人がいないので、娘も私ものんびりマイペースに過ごせました。時々年頃の近い子が遊びに来ていて、いっしょに遊ぶまでは行かなくても、そういう機会を作ってあげる事は続けていかなければと思いました。一番人見知りの激しい時期は過ぎたかなーと思ったら、自然と積極的に外に出かける機会が増えました。眠い時は何をしてもダメ、電車に乗っただけエレベーターに乗っただけで泣いていたけれど、私自身がショッピングやお茶をしに出かけたくて仕方なくて、連れまわしているうちにだんだん人見知りも減ってきました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

2歳になった今、まだまだ初めての場所や初めての人にはかなりの警戒を示すけれど、泣くという事はなくなりました。今も「あっち!あっち!」と言ってその場から逃げ出そうとしたりします。ただ、以前と変わってきたのは、お友達にとても興味を持つようになり、後を付いて行ったり真似したり、時にはオモチャを貸してあげたりできるようになりました。単純に時期が来たのだと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私自身、子どもの頃人見知りが激しかったので、娘の行動も仕方ないかなと思います。無理やり人見知りを直そうとか思ったりせず、これがこの子なのだと受け止めてあげてくださいね。私も私の母がそうだったので身に覚えがあるのですが、親が子どもの人見知りに対して“嫌だな”と感じているという気持ちは子どもに敏感に伝わり、知らず知らずのうちに子どもを萎縮させ、その子本来のよさも失われていってしまうのではと思います。激しい人見知りは一時のもの。人や空気の違いを見分ける知恵のある子なんだと思って、その子なりの良さをのばしていけるといいですね!

1歳未満のお子さんをお持ちのかたへの子どもの行動ワンポイントアドバイス

たけなが かずこ 先生

人見知りや指しゃぶりは、1歳未満のお子さんにとっては発達上とても自然なこと。むしろ、「人見知りをするようになった」「指しゃぶりをできるようになった」とプラス思考で考えてください。人見知りは、人を見分ける力がついてきた、ということであり、指しゃぶりは愛情不足などではなく、指を吸うことで自分を安心させるセルフコントロールの力が出てきた、ということなのです。「こういうこともできるようになったんだ」という受け止め方をしてあげてくださいね。

母親から離れられない子に、こんなふうに働きかけました

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