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上の子・下の子

上(下)の子がかわいく思えない時期、こう考えたら気持ちが楽になりました

兄弟でいる姿だけでなく、同世代の友達と遊んでいる姿を見るとまた違ってみえました。

R.Sさん Kくん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 男 第2子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

上の子が親思いの優しい子で手が掛からなかったため、下の子がものすごく聞き分けがなく、育てにくく感じ、疲れきってしまいました。その上、私自身が上の子で上の気持ちがわかるだけに、世間の人に「お姉ちゃんより弟の方が可愛いでしょ?」と当然のように聞かれる度に、大人気ないのですが反発する気持ちも出て、下の子を素直に可愛がれなくなりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

ある日、上の子を強く叱っていたとき、下の子が上をかばいだしました。こんなに優しい子だったんだ・・・と我が子ながら気付かされ、自分を情けなく思いました。自分自身の姉弟関係の過去を自分の子どもたちに重ねている事にも気が付きました。昔の自分が感じたように「親が兄弟を比較する」ということの愚かさを繰り返してはいけないことに改めて気付きました。そう考えると、駄々をこねて泣き叫んでいる顔もよく見ていると可愛らしく思える事に気付きました。姉弟間以外の同じ年の子どもと遊んでいる中の息子をよく見るように心がけました。外で遊ぶ息子は家の中にいる時とはまた違って見え、息子を気にする自分に改めて気付くようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

相変わらず、下の子に振り回される方が多いのですが、息子の良いところも分かっているので、以前よりは気にならなくなりました。また、年齢と共に聞き分けも出てくるので、子育てもかなり楽になって気持ちにゆとりが出てきました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私自身、子どもの頃、母が友人たちに「下の子が可愛いわよね?」と話していた事が心に残っています。気が付くと、自分が逆の立場になって、連鎖を引き起こしそうになっていることも知りました。こうして文に残す事も気が引けるのですが、兄弟で比べる事を子どもが聞こえるところで話すことは絶対に良くないことだと思います。自分の子といえども、人間相性があることも確かだと思います。でも、「子は親を選べない」ということを思い出して、お互い頑張って乗り切っていきましょう。
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