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上の子・下の子

上(下)の子がかわいく思えない時期、こう考えたら気持ちが楽になりました

子どもによって愛情表現の出し方に違いがあることを理解して、親の気持ちをうまく伝えました。

S.Hさん Yちゃん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳6ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

下の子が病弱で生まれたため、普通以上に下の子に手がかかり、その分、普段から手の掛からなかった上の子は一層かまってやれなくなりました。娘はもともと独立心が強く、祖母の家に一人で泊まることも平気、ママの手料理より買ってきたお惣菜がおいしい、などと言ったりして、私自身、「この子には私はとくに必要じゃないんじゃないか・・・」と真剣に悩むこともあり、ついつい、一層下の子の方に気持ちが傾いてしまっていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

娘も弟と自分ではママの態度が違うことを感じ取っていたようでしたが、私自身どうすることもできませんでした。ある日、とうとうちょっとしたきっかけで娘に、今まで弟と平等には接していなかったこと、そしてそれは私自身が、娘にとって必要な存在ではないんじゃないか、と思っていたことなど話してしまいました。娘は意外にもじっと聞いてくれ、今までどうしてママが自分と弟と態度が違ったのか、その理由が分かったようでほっとしたようでした。これから甘えてくれていいから、と話してから、初めて自分から私のひざに乗ってきたり、甘えてくれるようになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

しっかりものの娘でなんでも一人でやってしまおうとするところがあり、私もついつい娘に甘えていました。でもその反面、自分を必要としてくれない娘に対して、どこかよそよそしく感じるところがあり、どう相手をしてやればいいのか、私自身ずっと悩んでいました。今、子どもが、以前より私に甘える気持ちを表現するようになってくれた分、私自身も気持ちが楽になれたような気がします。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

手が掛かる子ほど可愛い、とはよく言ったものだと思います。実際一生懸命育てるほど愛着も湧き、子どももその気持ちにこたえてくれているような気がします。子どもに直接自分の気持ちをぶつけてしまったことは今も反省していますが、子どもと分かり合えたことは、本当にお互いの為には良かったような気がします。「ママが大好き」な気持ちはどの子も変わらないと思います。ただ、表現の上手い子、そうでない子がいるのだと思います。親がそれを理解し、親自身も上手く子どもへの気持ちを伝えていけたらいいな、と思っています。
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