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総合監修:二瓶 健次 先生
各専門分野の先生の紹介
病気と予防アドバイス - 予防接種
ポリオ0歳6ヵ月
先生からのアドバイス
鈴木 博 先生
不活化ポリオワクチンは小児まひを予防するためのもので、「定期接種・不活化ワクチン」です。生ワクチンでなくなったため、その効果を保つために、何回かに分けて繰り返し、接種することが必要になりました。
ポリオは小児まひを予防するためのもので、「定期接種・不活化ワクチン」、生後3ヵ月から受けられます。
1期は3〜8週間の間隔でまず3回接種し、3回目の接種の1年〜1年半後に4回目を接種します。三種混合ワクチンとスケジュールは同じで、同時接種も可能です。2012年11月1日からは、次項の四種混合ワクチンとして、三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチンが混合された新しいワクチンが始まりました。したがって、不活化ポリオワクチンは現在ほとんど行われていません。
副反応は接種部位の腫れぐらいで重い副反応はなく、生ポリオワクチンで問題になった、ワクチンからポリオを発症するワクチン関連まひは不活化ワクチンのため起こりません。