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総合監修:二瓶 健次 先生
各専門分野の先生の紹介
生活・健康・安全アドバイス - 食事
くせについて3歳2ヵ月
寄せられたご相談
哺乳瓶(ほにゅうびん)で牛乳を飲むくせが直りません。
夜寝るときに哺乳瓶(ほにゅうびん)で牛乳を飲むくせが直りません。1歳6ヵ月で卒乳をさせるときに始めたのですが、飲まないと眠れないらしく、目を開けたまま2時間ぐらい起きています。
最近は、疲れていると牛乳がなくても寝るときもありますが、そうすると昼間までまったく飲もうとしなくなり、牛乳は眠いときに哺乳瓶で飲むものと思っているようです。
先生からのアドバイス
二瓶 健次 先生
急がないで、自然にできるようになってからでよいでしょう。
夜寝る前に哺乳瓶で牛乳を飲むということですが、ふだんは哺乳瓶を使っていないようなので、一種の睡眠儀式のようになっているのかもしれません。
睡眠儀式というのは、寝る前に一定の行動をしないと落ち着いて眠りにつけないというものです。また、哺乳瓶の乳首をしゃぶることが子どもの安心感につながっている場合もあります。
したがって、この習慣を急にやめることは難しいと思われますし、その必要もありません。だんだん哺乳瓶を卒業させていくことがよいでしょう。
寝る前に牛乳を飲まないと、それ以外のときでも牛乳を飲まないということですが、食事や水分をとっていれば、そのときは牛乳を飲まなくても心配はありません。しばらく様子を見ていれば、哺乳瓶でなくても飲むようになるでしょう。