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総合監修:二瓶 健次 先生
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生活・健康・安全アドバイス - 生活環境
睡眠0歳5ヵ月
寄せられたご相談
抱っこで寝るときに、大人の胸に顔をうずめて突っ伏して寝ます。布団で寝るときも、顔を覆うと長く寝ます。布団のかぶりすぎは何か弊害があるものなのでしょうか。
いつも抱っこで寝るときに、大人の胸に顔をうずめて突っ伏して寝ます。寝息を確認したりはしますが、このせいかどうかはわかりませんが布団などで寝るときも、顔を覆うと長く寝ます。添い乳もするのでそれが心地いいのだと思うのですが、私(母)まで一緒に寝てしまうと布団に埋もれています。朝起きて「娘がいない」と布団をめくられ酸素濃度が低くなるのではないかと夫に心配されています。
布団のかぶりすぎは何か弊害があるものなのでしょうか?
先生からのアドバイス
二瓶 健次 先生
赤ちゃんを、うつぶせにして寝かせたり、顔に布団をかぶせて寝かせるのは危険なことがありますので控えた方がよいでしょう。
赤ちゃんは力が弱いために、苦しくなって首を横に向けたり、寝返りをしたり、布団が邪魔で息が苦しくなっても布団をよけたり、顔を動かすことができません。
したがって、首が十分にすわっていない状態、寝返りができない状態では、うつぶせに寝かせたり、顔に布団をかぶせて寝かすのは、息が苦しくなっても自分で処置できませんので危険な状態になることがあります。控えた方がよいでしょう。
お母さんが添い寝をしても、お母さんも夜は疲れて寝てしまいますので、赤ちゃんの状態をずっと見ているわけにはいきません。布団の中にもぐって眠るのも、酸素不足の危険性もないわけではありませんので注意してください。